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第18夜
勇者PTには、PTの中で力を発揮する時に
便利屋さんタイプと、専門家タイプの二通りがある。
私はどちらかと言うと、便利屋さんだった。
何をしてもそこそこの力を発揮して
エースではないが、二番手三番手として大変重宝がられた。
支援魔法も、回復魔法も使いこなしたし、上昇系魔法、低下系魔法
瞬間移動魔法に、ダメージを与える属性魔法も使いこなした。
まあ、勇者から頼まれたら断ることのできないお人好しだったのかもな
だが、いい加減な仕事はしたことなかった。
軍の上の方からも、あいつにやらせればなんとかなるだろうって、思われていたのかもな。
仕事のポストにいた人が辞めれば代わりに入ってもらう。
何時も穴埋めの存在だった。
便利屋は重宝されるが、軍の中心的な役割にはなれなかった。
逆に何か一部門でもいいから右に出る人がいないぐらいの抜群の専門的な能力をもつ
「彼がいないと話が進まなく困る。」というような専門家になるほうが
良いのかもしれないな。




