「さがみんがいうとなんでも変態に聞こえるっすねぇ。」
「では二回戦ー!!」
はっ!!な、なんか間が凄く空いてた気がするな!?
‥‥‥てか、あれ、二回戦なの!?
「さがみんはうるさいのでスルーっす。二回戦って言ったら二回戦なんすよ!!」
納得できない‥‥‥。名取のルールに納得できなねぇ‥‥‥!
「無事!会長さんと心音さんが落ち着きを取り戻したんでいいじゃないっすか?」
「「ごめんなさい‥‥‥。」」
二人がしょぼんとしながら謝罪した。いや、二人共可愛かったからいいんだ!俺としてはごちそうさまです!!
「始めるなら早くしましょう?」
「そうっすね。なんかぼんやりと終わっちゃったし‥‥‥誰から行きます?」
「じゃあ私、いい?」
綾月先輩が率先して挙手。へえ、ちょっと意外だ。綾月先輩‥‥‥何か企んで‥‥‥?
「ま、反対する人はいないっすし。いいっすよねー?」
俺も含め、全員が頷く。ちなみに罰ゲームは、さっき誰もせずに終わった、中二病の台詞だ。
「じゃあ行くわよ?」
「らじゃーっす!!」
「綾月椎菜から始まるー。」
「イエーイ!!」
「古今東西ー。」
「イエーイ!!」
「小南由亜の魅力!!」(パンパン)
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥。
「待てっ待てっ!!やめ‥‥‥っ!!」
会長。ここで逆らっても無駄ですよ?相手は綾月先輩。そして俺は今回綾月先輩の味方ですから。
「会長。次は会長なんですよ?ちゃんと言って下さい?」
「心音以外の目がガチだぞ!?」
ちなみに心音さんの目は動揺しつつも順応している、同情のような目だ。え、その他3人?わくわくしてるね。超わくわくしてるよね。
「会長さぁん?」
「うぐぅっ‥‥‥!‥‥‥ち、小さい‥‥‥。」
照れながら自分の短所であり長所を言う会長。‥‥‥可愛い!!というか小さいって自覚あるんだね!?
「何が小さいの?」
「‥‥‥‥‥‥うぅ。い、言えない‥‥‥。」
身長かなー。それとも胸部かなー。
「今、ものすごくサナを殴りたいぞ‥‥‥。」
エスパーだぁ!!
「次行かないっすかー?」
「早く行ってくれ!!」(パンパン)
「手入れの行き届いた髪!!」(パンパン)
あ、名取の次は俺か。ここは会長の基本部分‥‥‥
「ツンデレ!!!」
「さがみんがいうとなんでも変態に聞こえるっすねぇ。」
最近忘れられがちな設定‥‥‥ゲホンゲホン。会長のステータスだ。これは会長を語る場合の基礎だ。え、もっといいのあった?ほら、ね?言い過ぎると引かれるでしょ?‥‥‥え、もう引かれて‥‥‥
パンパン
「さがみんは放置で、はいっ心音さん!!」
「え、えっとーーーニーハイ!!!」
‥‥‥ああ。そうだ。俺のライバルは綾月先輩だけじゃないよ。心音さんもそうなのだ!!!
「こ、心音さん‥‥‥。」
「だ、だってサナくんがツンデレっていったら!ツンデレに求める要素のひとつ!ニーハイを言うべきだよね!?」
心音さんは俺や綾月先輩より、強者だ。俺らは会長を中心として可愛い女の子を愛でているタイプ(綾月先輩は腐女子でもあるが)。一方心音さんは‥‥‥女の子をステータス化し、分析。そして自身が女の子であるがためにちょっとえろい発言も許されるのを武器とする、
ーーー同人系女子だ!!!
ちなみにはっきりと言うことが少ないだけで、この会の中で一番爆弾を抱えているのは心音さんだろう。そう、爆弾ね。
てか前も俺と心音さんでこんなことしたような。その時も心音さんとニーハイの話をしたような。
「さっきからつっかえてばかりね。もっとスムーズに進めないとゲームが成り立たないわよ。」
「それもそうですね。」
「じゃ、次からペースアップで!!」
パンパン
「小さい手。」(パンパン)
うわぁメニアックなところ攻めてくるなぁ、さすが綾月先輩。
「‥‥‥り、リボン。」(パンパン)
うわぁ会長、逃げた解答だぁ。確かに魅力のひとつだけどね。
「細い脚っす!」(パンパン)
名取はメジャーなことを言うなぁ。俺は‥‥‥
「ぷにぷになほっぺた!!」(パンパン)
「触らせた記憶がないぞ!?」
ええ、確かに触ったことないです。ひたすら綾月先輩がむにむにしてるのを眺めてるだけですよ。
「‥‥‥‥‥‥やるわね、サナくん。」
綾月先輩に誉められた!!!いよぉっしゃああぁぁぁ!!
「えっと、言っていい?‥‥‥デコルテ!!」
「制服じゃ見えないよな!?」
デコルテ。首から胸元までのライン‥‥‥
じいいいいっ
「見るなっ!制服着てて見えないはずだろ!?」
そこはなんとなく妄想するんですよ、会長。俺らをなめないで下さい!
パンパン
「‥‥‥あ、私ね。ーーーつるぺた。」
‥‥‥あ、
「うぅぅぅっ!!!私はつるぺたなんかじゃなぁぁぁい!!」
部屋の窓ガラスが割れるんじゃないかってくらい大音量なシャウト。‥‥‥なに言ってるんですか綾月先輩!?それは禁句だろう!!
「あら、私は胸の大小で決めないし。由亜もさっき自分のことを小さいって言ったじゃない。」
「あっ‥‥‥あれは身長の話だっ!!」
いいんですか会長ー。自分で墓穴掘ってますよー?
「椎菜は大きいから言えるんだっ!そんなことぉ!!」
あのー会長?せめて俺‥‥‥男の子がいないときにそういう話しましょう?すげえ居心地悪いんで。
「えっと、サナくんいるし。今ここでその話しなくても‥‥‥。」
「心音は貧しくないじゃんー!!」
‥‥‥心音さん。(いろいろと同情)
「会長さんっ!!風里は会長さんの仲間っすよ!?」
「なんか風里と一緒って嫌だな‥‥‥。」
「会長さぁん!?」
「いや、うん。冗談だ!」
会長‥‥‥明らかに顔がマジだったな、一瞬だけど。
「なんか、このメンバーで古今東西って‥‥‥全然続かないねぇ。」
「一人ボケたら一人つっこまなきゃいけない気がするんだよなぁ。」
「‥‥‥でもまぁ、それが私たちのげんしけん。なのかな。」
「そうかもしれないですね。」
俺らの冒険は始まったばかりだ!!
‥‥‥え、これ最終回!?
この台詞は最終回なフラグじゃね!?
‥‥‥‥‥‥あ、違う‥‥‥。
なんだよ紛らわしいんだよ!!うんまぁ良かったね、うれしいよ。素直に。
ちゃんちゃん
更新スローすぎて申し訳ございません。
忙しかったんですよ。いろいろ。ええ、いろいろ。(笑)
今回は最後のアレがやりたかった。一回(笑)
まあ古今東西が終わったので。
次からちょっとお話しに変化があるかと。
変態なことをするのは変わりませんよ。
あ、更新がもっと遅くなるのは避けます!!
いつ‥‥‥かはわかりませんが。
気長にお待ちいただけたらうれしいです。