「私、見たかったなぁ‥‥‥ずるいよ?」
今日の会員:小南由亜、綾月椎菜、立花心音、佐上夏樹
「みんなって子供のころ何が好きだった?」
某北海道の区役所マンガを閉じていつも通り突飛な発言をする会長。相変わらずの小ささ。いやー可愛いなー!
「何って‥‥‥アニメとかそういうこと?」
男の裸体が表紙のマンガから顔を上げて、綾月先輩が会長に問いかける。黒髪美人の先輩だが、腐女子という属性を持っている。うーん。今日も可憐だ。
「うーん、そうじゃなくて。遊びとか?」
「遊び、ねぇ。」
「小さい頃ってすごいよく叫ぶよね。」
「どういうこと?心音さん。」
二人と違い、某遊園地立て直しライトノベルを読んでいた心音さんがぽつり、と呟いた。心音さんはこの部室内において、重要な癒しキャラ。男性系ジャンルを極めてるから、少しエロ好きだけど。
うん、いやー今日も綺麗だな!(?)
「うーん、公園の近くとかいると凄い子供の声聞こえるでしょ?それ。聞くと青春って感じするよね。」
「え、今俺ら高校生ですよね?」
青春は今するシーズンだよね?
「もう。私の青春終わったってことかなあー?」
「淋しいですよ!!」
綾月先輩が少し考えたあと、口を開いた。
「叫び、ね。〇〇くんがものとったーとか?ルールは俺だー!!とか?‥‥‥なんかサナくん言いそう。」
「言わないですよ!?高校生ですし!!」
「え?ゆあにウサギの物真似やらせたのでしょ?‥‥‥最低。」
「なんで今それ言った!?」
「私、見たかったなぁ‥‥‥ずるいよ?」
「急に彼女風の表情しないで下さい!!というか、さりげなく見たいアピールしないで下さい!!」
ほら、綾月先輩がいじるから会長怯えてるー!
「ウサギの物真似最初にさせたのサナくんじゃ‥‥‥。」
そんなこと、心音さんが言ったらダメだぞっ!
「は、話戻しましょう。会長がまだ2回しかしゃべってないので。」
「は、入るタイミング逃したのだ‥‥‥‥‥‥。」
うっ!顔をほのかに赤くする会長っ!!さ、最高です!!!一家にひとつ欲しい!!
「それは同意するわ。けど、サナくんにはあげない。」
「そんなっひどい!!」
「待って。お前ら何の話だ!?」
「テレパシーだねー。」
くっ綾月先輩は敵だったか!!
「あ。子供のころってゴッコ遊びもするねー!」
イイカンジのタイミングで心音さんが話を戻す。俺がツッコミなら、心音さんは話を正しい道へ戻すストッパーだ。
「あーしますねー!男の子だったらヒーローものとか?」
「あ、げんしけん会員をヒーローにしたら、みんな何色かなっ!」
会長がノリノリになった!機嫌も良くなったし。
「会長は‥‥‥やっぱり赤とかピンクですかね。」
「リーダーだしね。」
「なら、赤の方がリーダーっぽいな!」
本人も納得したので、会長は赤。
「綾月先輩は‥‥‥紫?いや、少し露出ありでスタイリッシュに黒でもいいですね。」
「サナくんは私をどんな目で見てるのよ。」
「まあまあ。あ、青もいいですねー!」
「椎菜はやっぱり紫だろ?」
会長の提案に即同意した綾月先輩は紫に。
「え?わたし?」
「女の子らしいし、ピンクとか?オレンジや黄色でも可愛いかもなー!」
「あれ、黄色って大食いですよね?」
「そのイメージを心音に変えてもらうんだよ。」
「待って!?わたしの任務ひどい!?」
心音さんの本人の拒否は虚しく終わり、黄色に決定。
「次は今いないけど‥‥‥風里か?」
「風里こそオレンジじゃないですか?元気っこ感出ますし。」
ということで無断決定。風里はオレンジ。
「さ、サナかぁ‥‥‥。」
「白とかどう?」
「なんでですか?あっ何色にでも染まるよ!的な?」
「いいえ。自分で発光しすぎて白く見えてるの。だから本当の彼は誰も知らない‥‥‥‥‥‥。」
「なんで発光!?というかなんで少女マンガチックにしたんですか、最後!?白は却下です!!」
「じゃあマーブル。」
「色々混ぜりゃいいって訳じゃないんです!!」
「あー緑とか、青とかまだいないねー。」
「どっちかというと緑じゃない?」
「じゃ、サナはエメラルドグリーンね。」
「なんでカッコよさ出したんですか!?ふつーに緑でいいです!」
ということで、俺は緑に。うん、みんなひどいね。
「赤に、紫に、黄色に、オレンジに、緑‥‥‥‥‥‥。」
「なんか、バランス悪いね‥‥‥。」
それ、いっちゃアウト!!
「というか、考えたところで何にもならないわね。」
‥‥‥それこそ、いっちゃアウトです‥‥‥‥‥‥。
*****
‥‥‥なんか今日はいつもに増してグダグダだったなぁ。
え、まじ?ここで終わり?え、いいの!?
会長が今度はキリンの物真似をするのにっ!?‥‥‥うおうっ!?な、殴られた‥‥‥。はい、ウソです。
今日はここで終わりだ!!!
次回、『さらば会長!!』!!!
‥‥‥え?さらばしない?いや、ただヒーロー風にしました。
ラスト真面目?あ、誉めてくれてます!?
‥‥‥あ、終われ。長い?
じゃあ今度こそっ。次回、お楽しみ!
また来週!!!(ここでエンドカード)
更新は来週ではないと思います。 もう少し早いです。
‥‥‥ふざけました。ごめんなさい。