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五時二十九分の始まり  作者: 真心
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突発的に

昔から視事は苦手だったけれど、こいつの視線は真っ直ぐで心地良いものだった。

「なぁ、時雨。俺と付き合って///」

「…は?」

今人生初めての告白を受けました時雨乃愛。

まず、こいつは何を言っているんだ。

と付き合うだの、学校中の皆から嫌われてる私に告白など。

というか私は今普通の顔を保てているだろうか。

この世の終わりみたいな顔になっていないだろうか。

いや、それは今はどうでもいい。

告白の返事を返さなければ、

「私と付き合いたければ好きなとこを10個簡潔に言ってみてよ。」

私は何を言っているんだ。

馬鹿だ。おかしいだろ理論的に。

絶対ぶっとんんでる奴だと思われた。

「時雨の好きなとこを10個?///ちょ、はずいんだけど。」

おいおいこいつは何だ。何故照れる。

今のはどう考えても引くとこだろうが。

「な、何てれてんのよ。はやくいいなさいよ///」

うわぁああ私の馬鹿、何故相手をさらに煽る。

いっそのこと爆発したい。

「えっと、その時雨の好きなとこは、」

そして何故こいつも答えようとするんだ。

「まって、やっぱり言わなくていいわ。

告白の返事はまた今度よ。」

私は逃げるかのようにその場を逃げ去った。

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