表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
クラスごと勇者召喚されたみたいだが俺の職業は魔王のようです  作者: satori
第三章帝国での武術大会は面倒事になるでしょう
83/139

077 集落での一場面

題名を思い浮かばない………


妲己の住んでいる。家から出て来るとアルが声をかけて来た。


「どうでした?」


「どうって?」


若干のイラつきを含ませて返した。


「あの族長です」


「………」


こう言った反応は、分かっていたんじゃないのか?と視線と表情で示す。


「あっ、やっぱりああ言うのは苦手ですか」


「分かっていたのか?」


少々殺気を含ませて言った。

こう言う事はおとなげないとは思うが、こればっかりは示しておかないとな………こう言うおふざけが続くと困る。

アルは背筋に冷や汗をかきながらも、苦笑しながら。


「まあ、会わん訳にはいかんでしょう。下手教えたりしたら今すぐに馬車の方をかたづけて、帰ると言い出しそうなので」


………俺の事を良く解っているな。


「否定できないな」


ため息を吐きながら返した。


「あと、今村では俺達はシャラを連れ帰って来たから何やら祭り明日をするらしいですよ」


「ほう、祭りか興味があるな」


「結構気合い入っているみたいなんで楽しみですね」


そうかなら早めに馬車の改造を終わりにして明日は楽しもうかな。




さてとやりますか。


目の前には六台の巨大な馬車。約六十人の大人数を運ぶ為に以前俺がお手を加えたのもだ。

今までのままでも十分高速に動く馬車ではあるが今までは使う者から魔力を取っていたが、通信板の中継基地作りの時に高位魔物ハイ・モンスター意所の魔物モンスターの魔石を使えば空気中から魔力を吸収して魔法を使うことが出来る。

これは魔石の方にも魔法陣を書く必要がある為当然であるがこんなものは彼にしかできない。候補がいるとすれば彼が教えてる者達だけだろう。


今、彼は実験の為にとって来たから大量にストックがる。それを魔法陣の中央に配置して重力魔法で進行方向に重力をかけるのと停止の時に逆方向に重力がかかる容認設定。そして今回魔力に余裕があるので追加で人の乗るところに無属性の振動減少の魔法陣を書いておく。

前は一種類しか使えなかったから弱い重力魔法で走る馬を補助する様な物しか使っていなかったが現在は速度を出しても揺れを軽減する魔法を入れられるから速度を抑えなくてすむ。


同じものを全ての馬車に書く。


ふぅ、疲れた…………結構時間かかったな。


一時間ほどで作業を終わりにした。これは他に出来るのはまだ誰もいないので時間に関しては、ノーコメントとしておく。






俺は馬車の改造を終わりにした後、皆と合流した。


「おッ帰り~」


俺の姿を見るとシェンが近付いて来た。


何やら様子がおかしい気がする。


「何だ。どうかしたのか?」


「みんなが酷いんだよ。私の事をモミクシャにするんだよ」


「別にかまいやしないだろ?そう言う方がいいからその姿になってるんだろ?」


「ものには限度があるよ!!」


珍しいなシェンが声を荒げたよ。


「「「ハヤ様~シェンちゃんかして~」」」


ハヤ様!?何だか良く解らないあだ名がついているし。

まあ、警戒が薄くなったって事でいいのかな?


「ははは、じゃっ。行って来てくれ。俺は持ってきた食材と酒を配って来る。

明日が祭って言っていたけど今日に前夜祭的な事やってもいいだろ」


「え!?ちょっと助けてよ~」


シェンは子供たちにモミクシャにされていく。

…………ふむ。〈多面の道化〉の効果を結構頑張って〈付加〉させる事を出来る様になって感触をかなりさわり心地の良いものにしてよかったな。いい感じに子供う受け入れられているし。

さ~て、アルを探すか~




集落の広場の様な場所で大人たちは訓練をしていた。

やっぱり動きの切れもよくなっているみたいだ。


「お~い。アル。みんなを集めてくれない」


「ん?何ですか」


「街の方から食べ物とか酒持ってきているからみんなに振る舞おうと思っているんだよ」


「「「おお~!!」」」


うお、聞いてたのかよ。て言うか凄い盛り上がりだな。

酒の部分で何と言うかテンションが最高潮になったよ。

それに騒ぎが周りに伝染してここの集落にいる者たちも騒ぎ出したよ。


ええい、なるのようになれ。


〈アイテムボックス〉から大量の肉に魚、野菜、酒を取り出す。

ちなみに俺は酒を一切飲めないので酒を売っている店で金貨一枚分でお勧めの物を買って来た。

何を好むか分からなかったのでアルたちが飲んでいた種類の物、日本酒、ワインを買った。前、聞いた時にはビールは飲まないのかと聞いたら、基本的に飲んでいたのが果汁酒が中心だったので苦い物は苦手だそうだ。


酒の作り方を伝えたのもいつも通りかと思ったらこれ違った。

何でも【料理勇者】は酒が全く飲めなかったらしい、しかもそれをからかわれたから一切と言う程に酒の製法を残さなかった様だ。まあ、その後、作る為の材料はそろっていて発酵の原理も麹などを伝えた時にノウハウが伝わったので少したったらこっちの人が作ったらしい。




そして明日の飲む分は残しで騒いだ。

酒の勢いは凄まじく警戒していた俺とシェンの事も簡単に受け入れて来た。

皆ができ上がって来た途中から妲己も参加して来た。その後少し飲んだら俺に照準を定めて尻尾で捕まえられて、俺も飲まされてしまった為途中から記憶が無かったが朝起きたらと言う事は無かった。

俺が酔いつぶれた後にちゃんとアルが回収してくれたみたいだ。


…………起きたら横に妲己がいたとかじゃなくて良かった。

いや本当にね…………


今日の祭りは楽しみだな、何やら出し物を皆がするらしいからね。



まだ出ていない亜人たちのキャラ案を募集します。

颯が奴隷を買い占めた?奴隷商はあの貿易都市で唯一違法どれを扱っていた場所ですから他国の王族も使用いました。

そんな事もあったのでウェイン辺境伯も手出しが出来なかったのです。

と言う訳で結構無茶な設定も意外と行けると思いますので良かったらご協力よろしくお願いします。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ