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クラスごと勇者召喚されたみたいだが俺の職業は魔王のようです  作者: satori
第二章 貿易都市で商会を始めるようです
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053 暗殺・侵入

短めです

その日の夜。


彼ととある貴族の屋敷付近の塔の上にいた。

屋敷の持ち主はレーベルヒト・カールスルーエ男爵。

今回の彼の目標である。


護衛はAランク相当の戦闘能力があると予想できる者が一人とBランク相当のそいつのパーティーと思われる五人。

普通にやばいくらいの戦闘技能者がそろってんな。

これくらいいれば魔人の事をどうにか出来そうだが、あの時こいつらはこの屋敷から出なかった。

こいつらにもちょっと痛い目見てもらおうか。


仮面をつけて紅髪の悪魔と呼ばれている姿へと姿を変える。


さ~て、行こうか。


〈電子支配〉発動


〈紫電の魔人〉発動


夜の闇の中に紫電が巻き散らさせる。遠くから見ても此処に誰かがいると言う事は一目瞭然だ。

屋敷の方がにわかに騒がしくなる。恐らくこちらを見つけたのだろう。


跳躍。


彼は少しの躊躇いもせずに塔から跳んだ。長い紅髪をはためかせて庭に着地する。

見張りたちが声を張り上げ侵入されたことを叫んでいる。近くの見張りがすぐさま到着するが。


バジッ


紫電が音を置き去りにして、兵士たちに襲い掛かり姿さえも見る事も出来ずに昏倒する。


さて、そろそろ本命が来るか。


三人の男がこちらに向かい走って来る。


ここの私兵とは段違いの練度だな、少しこのままじゃ手古摺るかな、まあこのままやるけど。


そう思いつつも先程の紫電が飛び続けては居るのだが。しかしそれを苦も無く叩き落されているので少々イラッとしている。


「貴様を紅髪か?」


汚い筋肉達磨が話かける。


「そうだ」


簡潔に答える。


「へへへ、こんな早く来てくれとは楽な仕事だったな」


「何がだ?」


「お前を殺す事には今法外的な額が賭けられてんだぜ知らないのか?」


「そうか。知らんな」


「ははは、こんな弱そうであんな攻撃しか出来ない奴だったとは。

 お前にかかっている報酬は俺らの武器代にしてやるよ感謝していいんだぜ」


会話するのも無駄そうな馬鹿だったか…………


「やっちまえ」


三人が同時に斬りかかりに来る。それは高ランクに恥じないレベルの物ではあるが内心がっかりしている。


連携が甘い。


まあ、比較対象がリルとレティシアであるからではあろうがそれでも甘い。

確かに動きも早い、体の使い方に無駄は無い。しかし、戦い方がモンスター用だ。


これが対人戦で役に立つと思っているのか?


わざと簡単に読めるようなパターンで動いて相手の動きを誘導する。

上から雷撃をおとした後に硬直があると思わせてから、雷撃をおとす。


「今だやれ」


そう誘導された馬鹿は顔に笑みを浮かべながら斬りかかる。


「はぁ」


ついため息を吐いてしまう。予想通り過ぎて面白みも無い。


攻撃を躱し男の利き腕に全力で紫電を使った。


「な?」


「何故だ?」


他の二人の浮き足立つ。


馬鹿かこいつら戦闘中だぞ。


頭部に紫電を当て意識を飛ばす。その瞬間に中級の上位に入りそうな魔法が飛んでくるが


〈魔力分解〉発動


〈魔力支配〉の派生スキルを使ってバラバラにする。

驚愕するような気配がするがそれも無視して敵の頭上から雷を落とし気絶させる。


呆気な、残っている奴はこうじゃないといいけど


ありがとうございました


ワールドカップが私から睡眠時間と執筆時間を奪っていきます。


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