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クラスごと勇者召喚されたみたいだが俺の職業は魔王のようです  作者: satori
第二章 貿易都市で商会を始めるようです
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閑話 クノと颯のQ&A(フリートーク)Ⅲ-Ⅰ


ク「さあ、この企画も第三回になったね~」


ハ「そうだな。

 それだけ、本編で書きもらしがあると言う事か」


ク「そう言うのは、酷くない

 出来るだけ読みやすい様に、説明を省いているだけだよ」


ハ「そうか、そうやって設定を後z・・・」


ク「ストップ。

 それは言っちゃダメな事だよ」


ハ「お、おう。すまない」


ク「それに新キャラも出て来たんだしいいじゃないか」


ハ「分かった、分かった。

ドウ、ドウ」


ク「なんか君ホントに僕の扱いがひどくなってない?」


ハ「え?お前そう言うキャラだろ?

 と言うか、この企画はドンドン本編で自分の出番が無くなるから、出て来たいだけだろ」


ク「それはもっと言っちゃ、ダメ」


ハ「(ああ、本当にクノをからかうのは楽しいな)」


ク「君、思考を読めない様にして何考えているのかな」


ハ「気にするな、俺にも思考のプライベートくらいは欲しい」


ク「そう言われると強く言い返せない(何時の間に〈考読〉の対処法を………)」


ハ「まあ、そろそろ進めようじゃないか」


ク「そうだね、どこまでも脱線して行きそうだよ」


ハ「気にしたら負けだよ?」


ク「本当に容赦がないね」


ハ「本性が出て来ただけだろ?

 これくらい何とも無いだろ、遊楽の神様?」


ク「そ、そう僕は心が広いんだよ。

 仕方ないから、許してあげよう


 さあ、ゲストをお呼びしましょう。


 前回もお馴染みの天真爛漫おにいちゃんっ子、銀髪のリル~」


リ「こんにちは~」


ク「最近ここ以外に出番が無い事に悩み始めている、黒忍のミオ~」


ミ「その紹介は無いんじゃないのかい?」


ク「新ヒロイン、鷹揚自若の第一秘書?役、半龍半魔のレティシア~」


レ「よろしくお願いします」


ハ「(本当に何を目指しているんだ、あの駄神は・・・)」




クノがハイテンションで話をしまくり、多少落ち着いてから。


ハ「なあ、レティシア」


レ「何でしょうか?」


ハ「お前の家ってどうなってんの?(何であんなに日本の文化が浸透してるの?)」


レ「家ですか?」


ハ「そう、如何言う歴史が有るんだ?」


レ「私の家の歴史ですか………

 考えてみると、謎ですね………

 良く解らないのですが私の家は子供が必ず龍人、魔族の特徴を持ち職業は【魔人】【龍魔士】を持っていて、さらに私は【黒魔】も持っています」


ハ「……」


ク「(こそこそ)」


ハ「おい、(ガシ)、待て、どこに行く?」


ク「え、ちょっと外の空気を吸いに」


ハ「まあまあ、そんな事よりも。

何か知っているんだろ?」


ク「まあ、知っているけど」


ハ「話せや」


ク「むか~し、むか~し」


ハ「そう言うのはいい、率直に」


ク「はい、彼女の祖先は昔の召喚者です」


ハ「召喚者?勇者か?」


ク「違うよ」


ハ「どういう事だ」


ク「呼び出したのは僕たちなんだよ」


ハ「は?」


ク「だから、彼女の祖先を日本の神がミスって殺しちゃったそうだから、こっちの世界に転生させてくれって頼まれたんだよ~」


ハ「……(何だ、そのテンプレは)」


ク「それで、その転生者が龍人と魔族のハーフにしてくれって言んだよ」


ハ「なんで子孫まで同じ種族になってんだ?」


ク「それは単純、強いから。

 亜人同士だと、強い方の種族になるんだよ。

 まあ、だからミックスブラットは珍しいんだよ」


ハ「へぇ、転生者って言えばいいんじゃないのか、それって?」


ク「いやいや、そのまま送ったから召喚者で合ってるよ」


ハ「へぇ、何と言うか他にもいるんじゃないのか?」


ク「まあ、いっぱいいるよ」


ハ「面倒な事にならなきゃいいけど」


ク「無理だろうね」


あーだ、こーだ、水掛け論の様な言い合いが当分続く。




ク「さて、次の話をしようか」


ハ「えーと、次は何を?」


ク「称号の話をしようかね」


ハ「え、また前みたいな事すんのか・・・」


ク「大丈夫、大丈夫。

 君は強くて当然な称号位しか持っていないから。

 あっ、〈死者の行進〉は別かもね。

 僕も知らないから」


ハ「へえ、知らないのか。

 意外だな、お前神だろ?」


ク「僕らは、この世界の唯の一部だからね。

 僕ら神はこの世界に存在する僕らはが【魔の源泉】と呼んでいる場所から、魔力を引き出せるんだよ。

 実は称号も同じでね。これがこの世界の加護と言う意味なんだよ。称号はそこから魔力やそれに準じた能力を引き出す権利みたいなものかな?

 実は僕らは〈神証〉と言う称号を持っているんだよ。

 これがこの世界での神の証なんだよ。 

 まあ、これを持っているとこっちの世界に直接干渉が出来無くなるんだけどね~」


ハ「へえ」


ク「称号には特殊なものがあってね。

 リル、レティシア君が最近手に入れた。

 称号を教えて」


リ「え~と、〈爛熟者〉」


レ「〈赤誠者〉です」


ク「それと紫苑君の〈放擲者〉、君の〈死者の行進〉かな、今までに出た僕の知らない称号は」


ハ「へぇ、如何言うものなんだ?」


ク「感情によって手に入るものは滅多に手に入る物じゃないし。

 君の本当の大量殺戮は、今までこの世界では起こった事が無いからねえ」


ハ「てことは、それが有ったから急に強くなったのか。

 どういう効果でそれとどういう感情で手に入るんだ?」


リ・レ「「・・・」」


ハ「え?何、何、あ・・・」


ク「・・・連れていかれちゃった。

 まあ、読者のために紹介しておこうか。

 まず〈爛熟者〉、爛熟この意味は、極限まで発達する事と言う意味。

 感情は強大な成長願望。

 颯の為に誰よりも強くなると言うのも。


 次は、〈赤誠者〉、赤誠この意味は、利害関係の全く無いと言う意味。

 感情は、絶対的な忠誠心。

 颯の相応しい存在になる事、つまり彼と同じくらい強くなる事。


この二つは、いや他人への感情を糧にするものは、かなり似た効果を発揮する。


成長能力の増加とその他人への為の行動への極めて大きな補正をかける。


 〈放擲者〉は説明あったけ………


 まあ、これも颯がらみなんだよね~

 

 本当に彼の周りでは、面白い事が起きる多分これからもね~」



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