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クラスごと勇者召喚されたみたいだが俺の職業は魔王のようです  作者: satori
第一章 召喚されました、人間の敵になるようです
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閑話 クノと颯のQ&A(フリートーク)Ⅱ‐Ⅱ

ク「はい、続けていきます。 

 では、ゲストをお呼びしましょう」


ハ「だから、誰なんだよ」


ク「はい、では、お入りください。

 リルちゃんに澪さんです」


ハ「は?」


リ「こんにちはー」


ミ「よろしく」


ハ「え、リルちゃん、澪先生なんで?」


ミ「こんにちは、颯君、随分楽しそうな状況ですね。

 羨ましいですよ」


ハ「いや、そういう訳じゃ」


ク「あ~、今回の事の記憶は、ご都合主義的さくしゃのつごうで消えるから大丈夫だよ」


ミ「なら嫌味もんくを言っても仕方ないな」


ハ「嫌味って書いて文句って読まないで下さいよ」


リ「まあまあ」


ク「そうだよ、子供の前で見っとも無いよ」


リ「この世界では、もう大人です」


ク「おっと、ごめんごめん」


ハ・ミ「「(子供だな)」」


ク「まあ、導入のお喋りはここまでにして」


ハ「そうだ、スキルの話をすると言っていたが何の話をするんだ?

 もう、したよな」


ク「今までに、出たやつの話をしようと、思ってるけど」


リ「今までとなると、お兄ちゃんがメインですかクノ様?」


ク「・・・」


ハ「どうしたんだ、クノ」


ク「久しぶりに、ちゃんと様づけで呼ばれた・・・」


ハ「大丈夫か、お前」


ク「そう言う、扱いだよ。

 僕は一応神様だよ?」


ハ「・・・ああ(ポン)」


ク「流石にその、‘今思い出した’って振りはムカつくよ」


リ「また脱線してますよ」


ハ「おっと、クノの所為だぞ」


ク「僕の所為(´゜д゜`)?」


ミ「意外とお喋りなんだな、お前」


ハ「ええ、まあ、あそこでは、誰ともかかわる気が無かったので」


ミ「そうか」


ク「じゃあそろそろ、本題に入ろう」


ハ「そうだな」


ク「全部説明するのは、難しいから、君たちがこれこそチートだって思うものを中心に、話そうか」


ハ「ああ、いいぞ」


リ「わかりました」


ミ「了解」


ク「僕も上げるから、一人三つくらい出そうか。

 僕は、〈平速思考〉〈諸事万端〉〈瞬動絶隠〉」


ハ「俺は、〈極致突破〉〈無限結界〉〈空間破界〉かな」


リ「わたしは、〈平速思考〉〈諸事万端〉〈思考詠唱〉です」


ミ「ふむ、〈平速思考〉〈諸事万端〉〈恒星召喚〉」


ハ「ちょとまてぇぇぇ」


ク「なんだい?」


リ「ごめんなさい」


ミ「これ以外無いだろう」


ハ「なんで、【勇者】のスキルも【双極の魔王】のスキルもやばいじゃないか、なんで俺を狙い撃ち?」


ク「やばいけど、〈平速思考〉〈諸事万端〉の二つはもう殿堂入りのレベルだよ?

 この二つは、ヤバ過ぎるよ。

 この二つは、本当にさまざまなものと相性が良すぎる」


ハ「それだけじゃん」


ク「へえ、思考速度×思考個数=100,000まで出来る〈平速思考〉がチートじゃ無いと?

 〈諸事万端〉は数百キロまでの事が把握できて、ナノ単位の大きさの物を見れてそれでもチートではないと?」


リ「それに〈思考詠唱〉が加わると、〈無詠唱〉よりも質が悪いです」


ミ「ああ、それは、同感だね」


ハ「えええ、そんなに酷いか」


ク「確かに、〈極致突破〉は君が持っていれば、入れてもいいけど、彼が持ってる練度じゃあ、 脅威に成らないから」


ハ「〈無限結界〉〈空間破界〉は」


ク「君の、〈白焔〉〈死氷〉と同じだから」


ハ「・・・・・・あっ、そうだ特殊属性って何なんだ?」


ク「・・・話逸らすなよ」


ハ「いy、唯気になっただけだよ」


ク「はいはい、特殊属性って言うのは、君たちの世界で言う処の物理法則を完全に逸脱したものが作れる属性で、概念そのもの、〈白焔〉なら‘燃やす’‘加速する’、〈死氷〉なら‘凍らせる’‘減速させる’って言う効果を際限なく起こす、まあ権限みたいなものだよ。

 普通の属性でこれを起こそうとするのなら、特級、禁術、第13階梯なんて呼ばれているものなら出来るね。

 まあ、これが出来た人間は、どちらかと言えば、出来たとしても特殊属性を持っていたからねえ。

 あっ、所持者の九割が、【魔王】と【勇者】だけどね~」


ハ「・・・」


リ「おにいちゃんに、すごい!!」


ミ「これは・・・」


ク「はっきり言えば、彼はもうチートを煮込んで濃縮したような存在なのです」


ハ「・・・反論できねえよ」


ク「次は、称号やる?」


ハ「遠慮する」


ク「じゃあ、また来週ってことで」


ハ「来週もか・・・(ガク)」


リ「また、呼んでね」


ミ「同じく」


ク「えっ?

 もう終わりにするの?」


リ・ミ「「お兄ちゃん・颯君、がもう限界そうだけど?」」


ク「仕方ない、じゃあまた来週ってことで、」


ク・リ・ミ「「「ありがとうございました」」」


ハ「・・・・・・・・ありがとうございました」



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