閑話 クノと颯のQ&A(フリートーク)Ⅱ‐Ⅰ
今回は、颯君の周囲の人の事を紹介します。
ク「はい、やってきました。
第二回、今日は何をやろうか?」
ハ「考えてないのかよ。
そうだな、何かあるとすれば、丁度一章も終わったから、その節目として、今までの登場人物、登場スキルなんかで、いいんじゃないか?」
ク「ん~、そうだね~。
じゃ、それやろうかね」
ハ「誰から紹介して行こうか?」
ク「無難に、僕らの周りからでいいんじゃない」
ハ「じゃあ、そうするか」
ク「それじゃあ、まず僕から、僕の名前は、クノ、亜人の主神で魔と遊楽を司る神でもある」
ハ「ちょっと待て」
ク「何だい?」
ハ「魔と遊楽なんて、聞いてないぞ」
ク「言ってなかったっけ」
ハ「ああ、聞いてない」
ク「じゃあ、少し詳しく。
魔って言うのは、当然だけど魔法の事だよ。
今の魔法は二種類あって、古式と現代式だけど、古式は僕が作って、伝えたんだ」
ハ「まあ、聞いたこと無いな。
お前そんな事、してたのか?
信じられないな、お前が本当に神みたいな事をしていたなんて・・・」
ク「失礼にも程がない(´゜д゜`)!!
気を取り直して行くよ、遊楽って言うのは、・・・」
ハ「遊び、娯楽って事だろ?
お前を見れば、誰もが納得のクオリティーだと思うが」
ク「扱いが適当すぎる(ノД`)・゜・。」
ハ「まあまあ、落ち着け、きっと誰かは分かってくれるさ」
ク「本当に?」
ハ「ああ、本当さ」
ク「よし、じゃあ、頑張って続けよう」
ハ「(ちょろいな)」
ク「次は、主人公 黛 颯 職業は、【魔導士】【龍滅槍士】【真の魔王】でランクSS-の魔力量特化型で魔力量に関しては、下級神に匹敵するチート野郎だ。
こっちに召喚される前は、地元でも有名な進学校に通う高校一年生、生年月日は、1月14日 実家は江戸の頃から続く名家の分家で、そのせいで白髪赤目の君は忌子として、差別や虐待を受けてたんでしょ?」
ハ「ああそうだな」
ク「でも思うんだけど、こういう過去があれば、対人恐怖症にでも成りそうだけど」
ハ「・・・」
ク「どうしたの?」
ハ「・・・本家のお嬢様に、こう言われたんだよ」
ク「なんて?」
ハ「‘人間は生まれながらに、平等じゃない自分の事をどうにかしたいのなら、助けを待つのではなくて、自分でどうにかしろ。
その気が在るのなら、わたしと一緒に、連中に見返してやろう’ってね。
本家は、彼女しか子供が居なくて、彼女も中々酷い扱いを受けていたらしいよ。
武術=男子って言う考えが、定着した頭の固い連中がほとんどだったから、女は嫁いで、男を立てろとか、結婚相手を勝手に親が決めたり。
まあ、俺としては、母以外に関わろうとしてくれた、だけでも嬉しかったから、殆ど話を聞きかずに頷いた気がするけど。
それから、本家の彼女と俺は、力をまああの頃は子供だったから直接的な力をつまり、武家だったこともあって武術をやり始めたんだよ、俺は榊流舞槍術、合気術を彼女が、榊流舞抜刀術、合気術をお互いに独自の改良を加えながら、がむしゃらに訓練を続けていたら、十五の頃に二人共免許皆伝まで行っていたんだよ。
二人共、最年少だったって話だな。
そのおかげで、俺達はやっと家に居場所を作ったんだ。
まあ、皆伝の事と本家のお嬢様の事でやっかみは受けたけど、家は元々武家だから皆伝者には、かなり高い階級が与えられるおかげで、気に留めるほどには、無くなっていったんだよね。
その辺は、頭の固い所が役に立った感じだったな」
ク「ほんとに苦労してるね、君は。
で、その後、彼女とはどうしたの」
ハ「どうって?何も無いけど」
ク「うっそだ~、なんか有るでしょう‼
いや、無いハズが無い」
ハ「ホントだって、何もないよ」
ク「(こいつ、鈍感野郎でもあるのか?)」
ハ「どうした?」
ク「何でもな~い」
ハ「次、行こうか」
ク「次は、ルナ君、セーラ君、セト君の紹介だ」
ハ「(ここで、過去の事聞けるかなぁ)」
ク「それは、ダメかな」
ハ「なんでここだけ!?」
ク「それは、自分で聞き出そうね~
それでは、行こうか、ルナ君は、迷宮都市ザクセンのギルドマスターで元A+の探索者、街一番の実力者だよ。種族はハーフエルフ、職業は、最上級職【精霊魔導士】でLv40で」
ハ「ちょっといいか、レベルってあれどう見ればいいんだ?
今更ながらに、階級ごとにLvⅠの重さが違うから解り難いんだよ」
ク「ああ、成程ね、じゃあ簡単に出せる方法を教えよう。
表示されている職業のレベルに、中級なら×2、上級なら×4、最上級、ユニーク級なら×8~って感じだよ。」
ハ「へえ、じゃあ俺は?」
ク「龍滅槍士は×20、真の魔王が×30だから・・・428だね」
ハ「多いな」
ク「そうでもないよ、【精霊魔導士】は×10でルナ君は400だから殆ど変らないよ。
でも、君はチートな称号をいっぱい持っているからね」
ハ「チートって・・・反論できない」
ク「そうでしょ」
ハ「さっ、次行こう」
ク「まあ、そうするよ。
セーラ君とセト君だね。
同じく、A級の探索者で、ルナ君の元パーティーメンバーって言うのは知ってるよね」
ハ「ああ」
ク「職業はセーラ君が【魔剣】Lv42、セト君は【魔狼】Lv39って感じ、どちらも最上級職だよ」
ハ「そういえば、【魔狼】はリルちゃんも持っていたよね。
この【魔○】って言うのは、何?」
ク「【魔剣】は【魔法剣士】系の剣を中心にした上位派生職業、【魔狼】は獣系の【獣戦士】系の上位派生職って言う、感じかな。
魔法を纏わせるのでは無く、魔力で身体能力を強化する方に、特化しているのだよね。
強さは、・・・」
ハ「体験済みだよ、最期の方は〈龍殺し《毒》〉まで使っていた位だから」
ク「へぇ、人前で使ってたんだ、それ。
君はそう言うのは。人前では使わないと思っていたよ」
ハ「あれは・・・使わないと、殺された可能性が・・・」
ク「大変だったね。
道理で君が、彼女に秘密を打ち明けた訳だ」
ハ「・・・返答拒否」
ク「まあ、見逃してあげよう」
ハ「・・・」
ク「次は、リルちゃんだね。
職業は、【魔氷】【魔狼】【闘剣士】の三つ。
颯君にも匹敵する、豪華ラインナップ!!
これだけの逸材は、過去に類がないよ。
颯君どう思う?」
ハ「将来【勇者】よりも強くなると思うぞ?
何と言うか、職業だけじゃ無くて、判断力もいい」
ク「絶賛だね~
まあ、僕もそう思うよ」
ハ「そおだろう?」
ク「さて、今回は此処まで、【勇者】サイドは来週にしよう」
ハ「なぜ?」
ク「来週の更新で、また【勇者】サイド書くから増える予定だからね。
来週やるべきだろう?」
ハ「じゃあ、そうしようか」
ク「じゃ、次はゲストを呼んでスキルの話をしようか」
ハ「え?ゲスト?何だ、それは聞いてないぞ、おい、クノ」
ありがとうございました




