022 リルの気持ち
こんにちはリルです。
きょおは、わたしに最近できた、お兄ちゃんのお話をします。
お兄ちゃんは、初めに会った時からわたしに、怖い目を向けなかった、年の近い人では珍しい人でした。
しかも、〈直感〉がこの人は、わたしよりも強いと言いました。
私はとても驚きました。
今までわたしよりも強い人なんて、お父さんとお母さんそして、ルナお姉ちゃんしかいませんでした。
私は今まで、お父さん以外の男の人は、わたしに怖い目を向けて来るか、両親の知り合いでわたしに優しい人の何方かでした。
だから、わたしは今まで恋愛感情と言うものを感じたことがありませんでした。
だからお兄ちゃんにこの感情を抱いていることに気付いた時はとても驚きました。
お兄ちゃんはわたしが甘えても、わがままを言っても笑顔でちゃんと接してくれます。
わたしが本気で抱き着いて、怒らないのはお兄ちゃんだけです。
訓練の時も、見たこと無い様な攻撃の躱し方をして気が付いたら攻撃を当てられると言う、面白い技も使ったりして、とても新鮮で面白かった。
訓練中の合間にする、あの綺麗な魔法を避ける遊びは、とても楽しかった。
お菓子やおいしいものも買ってくれる。
でも、今のお兄ちゃんは見ていてちょっと怖い・・・
でも何だか、それも悪くないと感じるわたしもいて、少し驚いている。
俺は中で作業に集中したいから、一人にしてくれないか。
と言われて、今外に出ているけど、早く終わらないかな。
ありがとうございました




