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エピローグ
私は大人になって、
本当に、心から大人になって、
彼と再会することを誓い、日本へと帰国した。
それからは平凡な生活など、望まなかった。
私は自分自身を磨くために、残りの大学生活を費やした。
卒業と共に、単身ハワイへ。
そこでは、彼が、あの日のように、
互いに、唇の震えを止めたあの日のように、
穏やかな微笑みで、私を迎えてくれた。
それだけで、私は十分だった。
彼の微笑みを見ただけで、心が満たされるのを感じた。
そして、十年後。
私は彼の息子の手を引いて、
彼は私の娘の眠る乳母車を押して、
私達の指にはお揃いの指輪が光り、
穏やかな、四人家族と言う道を選んでいた。
何が正しくて、
何が間違っているのか、
分からない世界。
小さな島の海岸で、
波音だけが、優しく聴こえている。
えー。終わりました。
江角にしては、珍しくハッピーエンドでした。
最後に、"続編が見たい"と言って下さった藤夜 要さん、並びに読んで下さった皆様へ、深く御礼を申し上げます。
本当に、ありがとうございました!!




