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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

乙女ゲームのモブ悪役に転生した直後、バッドエンドで犯されそうになっているヒロインを反射的に助けたら、片時も離してくれなくなった。

作者:ななよ廻る
 気が付いたら、男に組み敷かれて、今にも犯されそうになっている美しい少女が居た。
 贅肉で醜くなった裸を晒す男に押さえられて、鎖に繋がれて。
 呆然とするばかりでなにもできずにいた俺を動かしたのは、白いドレスを無惨に裂かれ、大粒の涙を零す少女だった。

「たす、けて……」

 請われ、無意識に動いた身体は傍にあった短剣を握る。
 そして、少女を襲う男を突き刺していた。
 何度も、何度も。

 ハッと我に帰った時には男は事切れていた。
 悪党とはいえ人を殺した事実に嘔吐し、崩れ落ちる。
 泣いて、呻いて。
 どうして、なんで、と子供のようにただただ嘆く。

 そんな俺を慰めようとして、健気に笑った少女の顔を見て、俺は意識を手放した。
 ――どうして現実に乙女ゲーのヒロインが?
 薄れゆく意識の中、瞳の裏には花のように笑うメインヒロインのゲームスチルが浮かび上がっていた。

※この作品は『カクヨム』『小説家になろう』に掲載しております※
第1章
第2章
第3章
第4章
第5章
side.メリア 告白
2024/09/20 08:10
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