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かみさまなんてことを  作者: あんぜ
第一部

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30/92

幕間 アリア

  ユーキは別の世界からやってきた召喚者。彼の元居た世界はあたしには理解しづらいことが多いが、疑問があるとユーキは時間をかけてもゆっくりかみ砕いて説明してくれる。共にいる時間が長いのは恋人の特権。


 彼の元居た世界はとても平和な世界で、彼自身、争いごとには遭遇したことがないらしい。もちろん、あたしたちの住む街でも平和に暮らせる場所は多いが、それでも比べ物にならないらしい。


 元居た世界の話をする彼の表情はころころと変わってたのしい。時には悲しそうな顔を見せたり、辛そうな顔をするが、彼の知らない一面を見られたようで嬉しいし、抱きしめてあげたくなるし、抱きしめてあげる。


 あたしが素直な気持ちをぶつけると、彼は懐かしい感じがして嬉しいと、恋人になる前はよく言っていた。そして恋人になった今は、昔から知っているような感じがして嬉しいと言ってくれる。彼には昔から知っていて長い時間を過ごし、おそらくは恋人であっただろう女性の影を感じた。ただ、不思議と未練を感じられなかった。


 女神様の話を思い出す。彼の望みはあたしたちの処女性を守ることだと言っていた。そしてルシャの言葉に心を動かされていた。たぶん、彼の元居た世界の一夫一妻の考え方に沿ったものなのだと思う。一生にただ一人の相手を想う愛情深いメジロのように、そして未来に待つ番に送り届けるために、あたしたちを大事にしたいのではないだろうか。


 彼の想いを大事にしてあげたい。体を交えるだけが彼の望みではない。ただ傍にいて、手を繋いで並び歩き、遅くまで語り合い、笑いあい、添い寝するだけの恋人という関係を彼と共に楽しみたい。成人すれば結婚して子を生すのがこの世界の男女だが、彼の世界のただ傍にいるだけの『恋人』というものを今は楽しみたい。




 でも! ルシャとは何をしているか気になって仕方がないので、全部見ておきたいの!


【ご注意】作者が自分で読みたいので書いてます。なので、感想欄に設定予想・展開予想を書く場合は必ず作者が読み飛ばせるよう、閲覧注意の文字を書くように何卒お願いいたしします。

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