記憶するのも難しいのである。
みておくがいい!
なんとなく小説書いてるお前たちとは圧倒的に違う!
プロットを十個も考えてしまうという恐怖の、
恐怖の知能指数の低さを!
これが脊髄反射の為せる業だ!
さあとくとみるがいい!
この世界は非常で出来ている!
生まれてこのかた、まともに日記や絵日記の類に向かえあえた気がしないというのがあり、
かつ、理想化された子供像というものを考えていて理想の子供とはなんだろうとなってる節あり、
まあ、考えても仕様がないことなのだけど、
僕らはとにかく記憶できる分量が限られてるから、
時々、頭の整理が必要なのは確かなんだ。
僕にとって頭の整理になるのは、
文章を書いたりすることなのかもしれないが、
これが連載小説となってくると、今度は、
頭を使う方に舵を切ることになるから、
ヤバいったらヤバいのですわ。
パワーダウンを感じながら何かを執筆してるから、
やっぱり、こういう時に助けになってくれるものが欲しくてたまらない、
自分で情報を管理しきれるほど自分に期待していないってのが大きい、
それだけ自分というものの評価が低い。
僕は精神疾患もさることながら、
処理速度というものも低く、発達障害の軽度ってところでもある。
また、自分で自覚してる所によると、
自分自身を記録して残すってことが果てしなく苦手で、
そういう場を与えられていないってことも相まって、
小説を描くにしても能力も場も空間も不足している。
そんな人間だから、かなり怠惰を味わいながら文章を読むことになるとは、
思うのですが、とりあえず、書く気持ちになれるまでがかなり準備が要りようで、
雑多なパソコンから繋がってるネットの情報に流されながら、
その情報にそのまま持ってかれない様に自分をつなぎとめておくので精一杯です。
本当はここでクッソつまらないことをいきなりしでかしたいのですが、
思いつかないから、やらないってことを続けています。
なのであとは、プロット大会を唐突に始めてみようと思います。
イエーーーーーーーーーーーーー
01
くっ俺はどこにでもいる高校生だったんだが、
異世界アクスメトリアンに召集されちまって、
脅威の能力を手に入れたせいでここでの生活には困らなくなって、
自分の元いた世界に変えるのが億劫、だが高校生活を満喫したくもある。
何せ、俺は高校生だったんだ、当たり前のことをする為に高校に帰るぜ!
「ただいま!」
くっ普通の高校生に戻っちまったぜ、脅威の能力もねえ、
これじゃ戻った意味があるか分からねえ、俺の人生ってなんだったんだ!
02
くっ私はどこにでもいる中学生だったのよ、
だけど異世界フーファーフーファーに転生してしまって、
現世の肉体はもう焼却処分されてしまって帰れないのよ!
でも驚異の能力火炎放射を覚えてからこのフーファーフーファーは、
全部ふわふわで出来ていたから焼き尽くして無双、
神の力と畏れられるようになったけど、
どうやら私の位牌を持って現れたお母さんが最期の敵みたいね!
「成仏しなさい!うちの子!」
「お母さん! 私の第二の人生の邪魔しないで!」
火炎放射でお母さんを焼き尽くすことになるなんて!
!?
「これで一緒に成仏できるわね」
お母さん、燃えるお母さんに抱きしめられて、
私は成仏した。
03
けっ俺なんかどうせこの世界のどこにも居場所の無い生きものだ、
何処で死のうがくたばろうが興味なんて持たれないのさ、
だったら好きに走り回ってやる!
トラックに轢かれちまった!
だがオレは猫! ネコに人権はねえ!
保健所が死体を処分するだけだろうな!
が、俺は異世界に転生した猫人の姿で、
「おれ、二足歩行の猫じゃん!」
「そうだ、お前は二足歩行の猫!」
「おれ、第二の猫生おくれるじゃん!」
「そうだ、ここはお前が第二の猫生をおくる世界、
アパッタンワールドだ、おめでとうネコちゃん!」
どうやら死んだ猫という猫は第二の猫生をこの、
アパッタンワールドで送るらしいが、そんなもん知ったこったじゃない、
おれはこの世界で自由気ままにその日の食事に困らない、
野良以上の生活をしてみせる、
どうやら猫人はライオン並に強いらしく、
チーター並みに足が速くて、あらゆる動物よりジャンプ力がある、
こんなボディに生まれちまったからアパッタンワールドの猫人たちは、
みんな猫面なのに超絶すばらしい、
つまりお前もはやく猫なんてやめて、猫人になろうぜ!
04
地獄天使が現れた、
「わたしは地獄天使ベベベルベルベ、
名前は覚えなくていい、とりあえず地獄天使だけ残れば、
お前はなんとなく何が起こるかが予想できるはずだ」
くく、くそー! この私が順風満帆な人生を送っている裏側で、
実は悪事に加担して暴利をむさぼっていたことがばれたのか!
神は全てをみとおしていたのか!
「地獄天使は天国を一瞬見せたのち地獄を味あわせるのが本業、
キサマが、今体験したほんの一瞬の夢心地も地獄に堕ちるための、
前座というわけさ」
「ばかもの! このおれを誰だ思っている!
俺は上級国民だぞ! 他の下層のものとは違うのだ!
天国は俺のものだー!」
手を伸ばした先にある光輝く天国が、
地獄天使の一撃によって遠のいていって、
私は地獄に振り返ってしまった。
「あ、あれが地獄、あんなの耐えられるわけがない!」
「耐える必要は無いさ、お前がお前だったということさえ、
忘れて、恐怖するお前だけが残るんだからな」
ぎゃあああああああああああ
05
おっぱい、
ただ言ってみたかっただけ、
一度口走ると、なんとなく分かると思うけど、
頭の中エロで満ち溢れてる奴って結構いるし、
ネットに接続した理由の大半がおっぱい、
これに尽きる人も多いんだ。
けどさ、
おもうんだけど、
気持ち良いことって長続きしないよね、
体感的にすぐ終わっちゃう、
だから本当はもっと長く付き合える娯楽が欲しいんだ。
そう、1000巻を越える小説なのに、
何故か皆と内容を共有出来ちゃうみたいな、
超能力があったらなって思ってるんだ。
「その願い叶えましょう!」
お、おお、有難う神様、
これでおれが読んだ小説の中身は共有されることになった!
って、待って、それってどういうことになるの?
「みんなおっぱい」
そっか、そうだよね、
おっぱい。
06
「アマツカさんはわかってません、
この世界はそもそも異能者によって、
制御されてきたのですから、
異能者は絶対必要不可欠なのですよ」
「いや、分かってないのはデッタお前の方だ、
異能者が存在することによって、
この世界は混沌を呼び込むことになったんだ」
「アマツカさん?」
ダイレクティブメモリーに残っていることを、
すべて洗いざらい体験したこの俺なら言える、
この世界は異能者を呼び出す事によって、
いつしかその行為自体に依存していき、
呼び出された異能者の思うままに世界が開拓され、
何世代もの貴族階級を誕生させるに至った、
俺たちが、異能者として何世代目かは分からないが、
明らかに、この世界アゼーゼルは、
異能者たちを利用し、また異能者が貴族となり、
地上を収めることでどんどんと狂った方向に陥った。
「ふつうにあるはずの自然さえ改変して、
自分たちを怠惰な生活をおくるために、
何万年も暴利をむさぼる貴族に異能者がなり、
影からこの世界を牛耳っている限り、
そして異能者を呼び出すこの世界の仕組みがある限り、
物事は終わったりなんかしない!」
「アマツカさん!?」
「くだけろダイレクティブメモリー!
これであらゆる記憶のつながりと連なりは断たれた!」
ダイレクティブメモリーそれは、
全ての生命の思い出を接続し接合し、
あらゆる時や因果を越えて、
全ての生命体痕跡を呼びだす事を可能とする、
結晶型の世界統治機構である、
それを異能者が破壊した今、
全ての人間は固着した大地に留められ、
自由な呼び出しは出来なくなったのだ!
「なんてことを!?
これでもうわたし達は元の世界に帰れない、
そして、異能の裏付けも消滅する!」
「これで良かったんだ、
もうじきダイレクティブメモリーが、
保存していた記憶も消える、
そうすれば全ての異能者の記憶は消滅し、
文明は痕跡だけ残して共有されずに、
元ある世界の形に戻れるんだからな」
失われていく記憶、
消滅する世界、
淡い時間と共に二人は気を失った。
07
「もう分かってると思うが、
これはあらゆる記憶の没集なんだ」
勇者バッテの話にパーティーは戦慄した。
「で、でも、わたし達存在してるし」
「そうです、僧侶ミハッテも、
魔法使いパパルパも、
戦士、グデルも、
盗賊ヤミルンも、
みんな存在している概念です」
「そう概念に過ぎない、
そこから脱せれてないから、
共有する時に現実になるため受肉する必要があった、
概念に肉付けした人形に過ぎないから!」
勇者バッテは僧侶ミハッテを切り殺した。
「な、なんてことを!
召喚士であるケケルが命じる、
召喚獣アークラパスよ、
勇者バッテを葬り去れ!」
「無駄だ」
勇者バッテはパーティー全員を切り殺した。
「そう、概念が肉付けされたに過ぎない、
だから心も後付けのものでしかない、
何をやっても傷つかないし、
どれだけこなしても充実感も何もない、
ただやる、その為だけに存在している亡者、
それが俺たちだったんだ、だから」
勇者バッテは自分で自分の首を切り落とし、
手でつかむと、
「これでやっと勇者の旅は終わるんだ」
肉付けされた概念は消滅し、
勇者パーティーという概念はこの世から掻き消え、
人々はやがて普通の時代を普通に送るようになった。
08
「ギャグをやります」
「はい、ギャグですね」
「それおもしろいのかーよ!?」
「はい、ギャグでしたね」
「もう一回、ギャグをやります」
「はい、もう一回ギャグですね」
「やっぱりおもしろいのかーよ!?」
「はらをかかえてわらうこえきこえる!」
「ほんとうにおもしろいのかーよ!?」
「大地が、聖霊たちが祝福してる!」
「やっぱりおもしろくないのかーよ!」
「うん、おもしろくない」
「そう、おもしろくない」
「そんな二人だからこそギャグをやります」
「またかよ!」
「ツッコミは俺です」
「どっちだよ!分かんないよ読者!」
「とりあえずギャグやるほうがツッコミってことで」
「ギャグっていったいなんなんだろうねそれ」
「ギャグをいっちゃったかんじーいなめないよね」
「そうだねギャグをいっちゃったかんじーいなめない!」
「おもしろいネタをやります」
「自分でハードルをあげてく!そんなきみがすき!」
「わっはっは、わっはっは、苦笑い」
「どこが面白いか分からない、だから苦笑い!」
「ふっふっふ、ふっふっふ、豆腐」
「いやなんで豆腐出てきたんだよ!」
「ツッコミやらないで」
「あ、ツッコミやってないって自覚はあったんだ」
「ぼけるつっこむこれギャグと関係ねーから」
「ギャグって何なんだ?」
「ギャグをやります」
「それ二回目! いやもう何回目!?」
いきなり膝を曲げる
「ギャグ関節」
うんそれがいいたかっただけ
09
「たとえば私が今好きな人がいるとして」
「待て、俺の心の準備の前に、
いきなり好きな人の話振らないで、
告白するの俺なんで」
「たとえばよたとえばの話」
「だからな、
そのたとえ話が、
すでに告白を不意にしてるわけで、
つまり俺の気持ち、
気持ちを置いといてたとえ話?
それ見過ごせるとでも?」
「そう、好きな人は長い髪の貴公子でした、
その貴公子に好かれるために、
私とてつもない努力をしていたのね」
「あ、おれのこともういいんだね、
わかった別れよう」
「そしてその努力の結果得た能力がこれだよ!」
光輝く指輪を見せつける彼女に戦慄した俺、
「す、すでに婚約していただと!?」
「別れようとか言って未練がましい、
貴様が思うより先に行動をしていたのだ!
コマかい部分に気付けない貴様だから、
今の今まで話さずにいたが、
これが婚約指輪だ!
恐れおののくがいい!」
「くっだが、貴公子が死んでいたらどうかな!?」
「それは、そのスイッチは!?」
「今さらながらオレは米国大統領の息子!
お父さんの隠してる核ボタンのスイッチは、
ゲーム機みたいに家族で共有しているのだ!
ふははは! 貴公子なんて過去のものよ!
愛した人間の死にとち狂うがいい!」
「やめてー!!!
貴公子は今まさに、
ここにいるのよ!」
「ポチッ!? な、なんだと」
「そうよ、
アンタを更に、
失意のどん底に追い込むために、
貴公子との接吻を見せつけてやろうと、
物陰に隠れていたのよ」
「チラっ」
「ということは!?
米国は滅びる!?」
米国は核の力で滅んだ。
10
「面白さってあるじゃん」
「うん、あるな、
面白さ、大事だよね」
うなずく相手を見て、
コミュニケーションとれてると、
思うじゃん?
でもさ、こいつ小説家になろうで、
小説を読もうにアクセスして、
ウェブ小説読みながら、俺に、
なんとなくうなずいているだけなわけ、
この状況ってコミュニケーション取れてないじゃん。
「面白さってあるじゃん」
「うん、あるな、
面白さ、大事だよね、それで?」
ほら見ろよ、
コイツ今、それでっとかつけて、
コミュニケーション取れてるアピールしてるけど、
結局のところ俺の話半分でしか訊いてない訳じゃん、
そう考えると無性に腹が立つよな。そう思うと、
今日も頑張れるって気がするんだ。
「面白さってあるじゃん」
「うん、あるな、
面白い、大事だよね、
これ何回もいうことだったかな?」
こいつ人より小説読むことの方が大事だから、
結局、コミュニケーションを教師面して、
説教とか講釈たれたいとかいう話じゃん、
そう考えると、こいつの底って見え透いてる。
明らかに俺の方が上を言ってるってわかんだね。
「面白さってあるじゃん」
「うん、あるな、
面白い、大事だよね、
何回目? 何回言わせるつもり?!」
ここでキレ芸入りましたwwww
こいつ自分の事面白いとか思ってやがるから、
芸風磨いていい気になってるけど、
実際は小説家になろうで小説も書けない雑魚のくせに、
俺のことみくびってやがるんだぜ!
「面白さってあるじゃん」
「うん、あるな、
面白い、大事だよね、
とりあえずそのノパソカタカタやるの辞めない?」
ほらみろ!今度はこの俺の習性に関して
「そういうとこだぞ!
人に話し掛けといて、
すぐに自分の世界に入り込んで、
他人の指摘を無視する!
そういうところで、
ともだち無くすんだからな!
ほい! さよならだ!」
ガタン、ってノパソ壊れるんですけど、
なにしてくれるんですかね?
去っていきやがりました。
ん、メール入ってる?
「結局、面白さってあるじゃん、
ってなんだったん」
小一時間考えた、
答えは出なかった。
さて、ハイテンションでプロットを公開した、
一時間半でありましたが!
皆さんはお楽しみいただけましたでしょうか!?
お楽しみいただけてないという方、
またお楽しみいただける前におたのしみになってる方々も含めて、
筆者も下半身だけは元気なのですが、
いかんせん陰部がかゆい夏の股間はかゆくなるという、
CMソングが思い浮かぶこの状況ですので、
下品な表現をしたことは謝りますが、
ごめんなさい。
しかし!やっぱりテンションを上げるには下ネタ!
これに限りますね! では下ネタを最期に披露して、
華々しく去りたいとおもいます! いきますよー!
こんなはずじゃなかった。
書き終わった時、
相変わらず、
プロットとか書くの苦手マンってことが露出して、
結局、掌編露出魔で終わってしまう所、
一発屋の一発って下ネタのことだと思ってる節あると思う、
あ、あと下ネタそんなにしらないから、
とりあえずちんこちんこ言っとけばいいんでしょってレベルなんで、
やっと幼稚園児に戻れたような解放感、ある。