第8話 そういえば私
お仕事の関係で書き溜めなくなると、おそらく更新不定期になります。
ギルドの受付前、周りには冒険者たちなど人が沢山いて。
椅子に座ってランを待ってるリーメイの服装は、ランに買ってもらった白い踊り子衣装へとなっていて。
ギルドの受付嬢「はい これ食べていいからねー。」
リーメイ「ん、ありがと。」
ギルドの受付嬢がクッキーなどを持ってきて、リーメイは無表情のままお礼を言って食べ始めて。
ギルドの受付嬢「リーメイちゃんはランさんにお世話になってるんだよね?
ランさん優しくて面倒見いいよね…元教会の騎士さんで、部下をまとめる副団長だったらしいから納得だよね。」
リーメイ「ランが元教会の騎士?」
ギルド受付嬢「あれ聞いてないの?
《聖剣騎士》っていう、教会騎士団のなかでも特別な力を持つすごい騎士だったんだよ。
…っとお仕事行かなきゃ、ゆっくりしてってね。」
受付の方に人がやってきて、受付嬢は自分の仕事に戻っていく。
少ししてから、それと入れ替わりにランが戻ってきて。
ラン「リーメイお待たせ。
おっ クッキーだね ちょっともらっていいかな?」
リーメイ「あっ ん、どうぞ。
(ランが元騎士…それも有名な…。)」
戻ってきたランはリーメイの横に座りクッキーを一緒に食べ始め。
クッキーを食べ終わると二人は冒険者ギルドをあとにして。
リーメイ(そういえば私 ランのこと何にも知らない…。)
ギルドから帰ってきた二人は、一緒にご飯を食べていて。
ご飯を食べながら、リーメイは今日のやりとりなどを振り返っていて。
ラン「リーメイ、これ初めて作ってみたんだけど どうかな?」
リーメイ「ん…美味しい。」
ラン「そっか、よかった。」
リーメイ「……。」
無表情のままリーメイが美味しいと言うと、ランは優しく微笑んでいて……。