第6話 ランとの日常 風邪
ラン「あー…これは風邪かな?」
リーメイ「…けほ…。」
ベットにパジャマで寝ているリーメイ。
リーメイのおでこにランは自身の手を当てて熱を測り、リーメイは咳をしていて。
ラン「とりあえず体調が良くなるまではおとなしくしてなさい。
んっしょと…なにか消化にいいもの作ってくるから待ってて。」
リーメイ(つめたい…。)
水を入れた桶からタオルを取り出し 絞り、ランは濡れたタオルをリーメイのおでこに置く。
なにか作ってくるからと言って、立ち上がったランは部屋から出ていく。
ラン「ほら。」
リーメイ「あむ…むぐむぐ。」
お粥を持って再び部屋に戻ってきたラン。
ふーふーと冷ましながら、ランはお粥をスプーンでリーメイに食べさせて…。
………。
リーメイ「ん……ぁ…。」
いつのまにか寝ていたリーメイが目を覚ますと、椅子で寝てるランを発見して。
リーメイ(タオルまだ つめたい…もしかしてずっと見ててくれてた…?)
ラン「…すぅ…。」
リーメイ「…なんでそこまでしてくれるかわからないけど……あり…がと…。」
自分のおでこに置かれたタオルがまだ冷たく、さっきまで看病していてくれたことを知り。
寝ているランにリーメイはありがとう と小さくつぶやいて……。