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DAYS NOTE  作者: 暑焼
1/3

日記 初筆

登場人物紹介


橋元 美月 おしとやかでちょっと目だたない

山村 唯 常に元気でうるさい

荒井 莉奈 毒舌で電波じみている

ギラギラと日差しが暑い。

夏も入ったばっかなのに、なんでこんなに暑いのだろうか。そんな日常的なイライラを石ころにぶつけて、蹴りながら歩く。

そして、人気のない道で、1冊の黒いノートを拾った。

このあと、何が起こるかも知らずに……



「なんだ!なんなんだ!?この冒頭は!?」

「え~駄目?いいかんじじゃんよ。」

「いいかんじだけども!なんかかっこいいけども!」

「ならいいじゃん。」

「よかないよ!なにもよかないよ!」

「莉奈も唯も落ち着いて、3人で話し合おうよ。」

「美月の言うとおりだぞ!ちゃんと話し合うんだ、莉奈!」

「一番荒れてたのはあんただかんね、唯。」

「どこがだよ!どう考えても莉奈のほうが、

「まぁまぁ、唯ちゃんは怒り過ぎだよ。莉奈ちゃんも、勝手に進めるのは駄目だよ。」

「「はい、すいません」」

「はい。じゃあ、ちゃんと思いだそう。」



「あ~ あついぃ~」

「唯、うるさい。まだ5月だから。」

「だって、暑いもんは暑いよ~溶けるよ~」

「溶けてもいいから黙ってて。」

「今なんかさらっと酷いこと言われた気がする」

「気のせいよ、きっと。」

「そっかーならいいや」

「ん?」

そう言って美月が小走りで何かを拾う

「唯ちゃーん、莉奈ちゃーん、黒いノートが落ちてたー!」

「え?まじで?」

「なに?デスノート?」

「さらっと怖いこと言うなよ唯!」

「で、何か書いてあったりするの?美月。」

「いやー、なにも書いてないよ。名前も。」

「んーじゃぁ警察にでも届けるかー」

「そーだね」



「で、3ヶ月経って、私たちのものになったってことだ」

「はい、回想おつかれさま。」

「そう。問題はこのノートをどうするかだよ。」

「んーなんでもいいんじゃない?絵描くとか」

「唯は黙ってていいよ。」

「酷いなー莉奈は、私も会話に入れてよー」

「ところで、美月。私たちの日記にするのはどうかな?」

「日記かぁ、いいねー」

「唯は黙ってていいよ。」

「酷い、泣けてくる」

「日記ねー、いいんじゃないかな。」

「じゃあ決定ね。名前はデイズノート。」

「莉奈、それデスノートからとってきただろ」

「そ、そんなことないよ、唯。」

「いいや、絶対とってきたねー」

「ち、違うってば。」


そんなこんなで、今日から私たちの日記、デイズノートが始まります。

ちょっと展開が急になってしまいましたが、

彼女たちの日常を楽しんで読んでいただけると光栄です。


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