第1話
どうも、神夜晶です
まさかの幽香が・・・!?
でわ、どうぞ~
「それにしても……どうしてこの子は人型になったのかしら?」
幽香は寝ていた女の子を家に連れて帰りベッドの上に寝かせて
女の子を見つめていた……
「ん……ぅ……」
「起きるかしら……」
「此処は……」
「気が付いたかしら?」
「ぁ……」
「どうしたの?」
「ママ!」
「え……」
「やっとママと触れ合えた……」
「えっと……貴女の名前は?」
「僕の名前? 向日葵だよ!」
「向日葵……」
「うん!ママが大事に育ててくれた向日葵だよ~!」
「やっぱり……」
「うん、僕がママと一緒の存在になりたいって
思ったらこうなってたの!」
「そう……
じゃあ、貴女は今から私の子よ!」
「うん!
ねぇねぇ、ママ!」
「な~に?」
「ママの苗字だっけ?
貰っても良い?」
「風見を? う~ん、風見向日葵……
良い名前ね、良いわよ風見の名を名乗っても!」
「うん、ママと一緒~♪」
幽香は子供相手だと少し優しいが……
自分の子供だと知ると、もっと優しくなる様だ
「そういえば……女の子なら僕は駄目よ?
ちゃんと私って言いなさい!」
「え? 僕は男の子だよ?」
「え……本当に?」
「うん!確かめてみる?」
「え、ええ……」
ペタペタ!ギュッ!
幽香は向日葵の胸を触ったり抱き締めてみたりした
「くすぐったいよ、ママ……///」
頬を赤らめる向日葵
それを見て幽香は……
「うっ……(可愛いわね)」
素直に可愛いと思ったのだった
それでも分からなかった幽香は最後の行動に出た……
キュ!
「ひゃっ!?」
「ぁ、本当に男の子なのね……これは男の娘と言うべきなのかしら?」
「ぅぅ……///」
「ごめんなさいね……
それにしても向日葵は人間なのかしら?」
「うん、今は人間だと思うよ?」
「じゃあ、私の妖力を流して妖怪にしましょう!」
「妖怪……
ママと一緒になれるんだね!?」
「ええ、そうよ♪」
「わ―ヽ(・∀・)ノ―い♪」
「ふふ……じゃあ、流すわよ?」
「うん!」
幽香は向日葵の背中に手を置き少しづつ妖力を流していく
向日葵も妖力を受け入れていく
「どう? 違和感はない?」
「んっ……うん!ママの暖かい妖力が僕の身体を包み込んでいく感じがするよ~」
「そ、そう? (私の妖力って暖かいのかしら?)」
「うん!暖かくて優しい感じがするよ~」
「ふふ……」
幽香は向日葵の身体に妖力が回ったのを確認して流すのを止める
向日葵は未だに幽香の妖力を愛おしそうに感じているのか
眼を瞑って笑顔を見せている
「ママの妖力が僕の中に……♪」
「大げさな子ね
そんなに嬉しいの?」
「うん、ママと一緒の存在になれたのが嬉しいの♪」
「そう……
私も家族が増えて嬉しいわ!」
「うん♪」
二人はいつまでも笑顔が絶えずに時間が過ぎて行った
幽香はずっとこの子が居ます様にと心の中で思っていた
どうでしたか・・・?
遂に幽香にも春が来た様です!
でわ、また次回に><