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EVOLVE〜エヴォルブ〜

【短編】EVOLVE〜エヴォルブ〜 シリーズ ―番外編― 知らない過去と、変わらない好き

作者: 柊梟環
掲載日:2026/09/26

休日の、ゆっくり流れる時間の中で。


ふとした出来事に、

胸がきゅっとしたり、

うまく言葉にできない気持ちが生まれたりします。


それでも、

そっと手をつないでくれる人がいて、

やさしくほどいてくれる時間がある。


これは、そんな一日の、ささやかな出来事です。

知らない過去に、

少しだけ胸がきゅっとする日。


それでも、

変わらないものがあると知って、

やさしくほどけていく。


これは、そんな一日の、小さなお話です。



■■■



[アウトレットモール/正午前]



久しぶりに3人で、休日のアウトレットモールに来た。


お気に入りの雑貨店を見て回っていたとき、環(たまき)が隣にいる凪(なぎ)に、ひそひそ話すように声をかけた。


「ねぇ、凪(なぎ)くん……」


つられて凪(なぎ)も小声で答える。


「どうしたんですか?

 環(たまき)さん、小声で……柊(しゅう)先輩なら向こうに……」


「ねぇ、あそこの食器とか置いてある棚のところに、涼平(りょうへい)さんっぽい人がいるんですけど……」


「え? どこですか?」


「凪(なぎ)くん、声大きい……」


「あ……ごめん……あ、いますね。あれ、涼平(りょうへい)さんですね」


「隣に、かわいらしい女性がいませんか?」


「え? マジで? ……あ、います! います!

 ……あれ、涼平(りょうへい)さんの彼女ですかね?」


2人がコソコソ話していると、柊(しゅう)が後ろから声をかけた。


「おまえら、なにコソコソやってんだ?」


凪(なぎ)が慌てて柊(しゅう)の腕を引っ張る。


「あ、柊(しゅう)先輩! かがんで!」


「え? なんだよ……」


「柊(しゅう)……あそこに涼平(りょうへい)さんがいるんですけど……」


環(たまき)の指す方向を見て、柊(しゅう)が目を細める。


「ああ、ホントだ。あれは涼平(りょうへい)だな……」


「柊(しゅう)先輩、涼平(りょうへい)さんの隣」


環(たまき)が続ける。


「あの女性、彼女ですかね?」


環(たまき)にそう言われて、もう一度涼平(りょうへい)の方を見た柊(しゅう)は、少し間を置いて言った。


「え? いるか?

 そんな……ああ、あれは涼平(りょうへい)の妹だな」


「え? 涼平(りょうへい)さんの妹?」


「涼平(りょうへい)さんの妹さん?」


「うん……そうだな……」


「な〜んだ。涼平(りょうへい)さんも彼女できたのかなって思ったのに。じゃあ、声かけますか!」


「そうですね。会うの久しぶりですよね」


「……ああ……そうだな……」


少しだけ歯切れの悪い柊(しゅう)の返事に、凪(なぎ)がにやりとする。


「あれ〜? 柊(しゅう)先輩、なんかあります?」


「……っ、ないよ」


「いや〜、なんかありますよね〜。歯切れの悪い返事してたじゃないですか〜」


「……っ、そんなことない!」


「環(たまき)さんに会わせたくない感じですか〜?」


「は? そんなことない。なんでそうなるんだよ……」


凪(なぎ)はニヤニヤしながら言う。


「だって〜、柊(しゅう)先輩、なんかあるってとき、ちょっと歯切れの悪い返事しますよね?」


「そうか? そんなことないだろ〜」


「そうですか〜?

 ま、ちょっと涼平(りょうへい)さんに声かけてきま〜す」


環(たまき)は凪(なぎ)と柊のやり取りに少し胸がきゅっとしたが、ひとつ息を吐き、笑顔を見せた。


柊(しゅう)と環(たまき)は、凪(なぎ)の後からついていく。


「涼平(りょうへい)さん!」


凪(なぎ)が後ろから声をかけると、涼平(りょうへい)が振り向いた。


「え? ……お〜凪(なぎ)! え? 何? ひとり?」


「いや、もちろんいますよ。2人も……」


凪(なぎ)の後ろから、柊(しゅう)と環(たまき)が歩いてくる。


「おう、涼平(りょうへい)」


「こんにちは。涼平(りょうへい)さん」


「お〜柊(しゅう)! 環(たまき)さん! 久しぶり!」


「久しぶり」


「お久しぶりです」


少し離れた場所から、涼平(りょうへい)によく似た明るい声の女性が近づいてきた。


「あ〜柊(しゅう)くんだ! めちゃくちゃ久しぶりじゃない?」


「おまえ、柊(しゅう)に会うの何年ぶり?」


「え〜わかんない。でもかなり久しぶり」


「あ、紹介する。俺の妹の楓(かえで)。

 楓(かえで)、こっちは凪(なぎ)で、こちらは環(たまき)さん。柊(しゅう)の奥さんだ」


「へぇ〜。柊(しゅう)くんの……へぇ〜」


「なんだ! おまえ失礼だろ? ちゃんと挨拶しろよな」


「はぁ〜い……はじめまして、中里(なかざと)楓(かえで)です。ちなみに柊(しゅう)くんの元カノです!」


涼平(りょうへい)

「はあ?」


柊(しゅう)

「え?」


凪(なぎ)

「え!? 柊(しゅう)先輩の元カノ?」


環(たまき)

「……」


環(たまき)は胸がきゅっとして、言葉が出なかった。


「おまえ、何言ってんだよ。

 2回くらいしか会ったことないくせに、付き合ってなんかないだろ?」


「そうだよ! 付き合ってなんかないよ! 言ってみたかっただけ〜」


「はあ? おまえ、いい加減にしろよな。こんなところで……ふざけるなよ。まったく……」


「え? 違うんですか〜? 柊(しゅう)先輩!」


「ああ、違う! 俺もびっくりした……」


柊(しゅう)はそう言いながら、黙ったままの環(たまき)の肩に手を回し、そっと引き寄せた。


(……柊(しゅう)……)


「悪い! 柊(しゅう)、環(たまき)さん……」


「ああ……」


環(たまき)は黙って頷く。


「なかなか、おもしろいこと言いますね〜楓(かえで)さん」


「まったく、ふざけたこと言って……。  あんな感じなんだけどさ、俺の妹。悪いやつじゃないんだよ……」


環(たまき)は胸がチクッとしたまま、なんとなく、こんな感じのことが以前にもあったな……と考えていた。


「あれ〜? 柊(しゅう)くんじゃん」


後ろから声が聞こえ、柊(しゅう)、凪(なぎ)、環(たまき)が振り向くと、そこに、すらっと背が高く、整った顔立ちの、イケメンと言っても過言ではない女性が立っていた。


「あ! 湊(みなと)さんじゃないですか!」


凪(なぎ)が声を上げる。


湊(みなと)

「凪(なぎ)くん! 久しぶりだね〜」


凪(なぎ)

「お久しぶりです! どこのイケメンかと思いましたよ〜」


湊(みなと)

「何言ってんの!」


凪(なぎ)

「涼平(りょうへい)さんたちと一緒ですか?」


湊(みなと)

「そう……柊(しゅう)くん、環(たまき)さんも久しぶり」


柊(しゅう)

「お久しぶりです」


環(たまき)

「湊(みなと)さん、お久しぶりです」


湊(みなと)

「涼平(りょうへい)、楓(かえで)がいなくなっちゃってさ。探してたんだよ」


涼平(りょうへい)

「あ〜楓(かえで)なら……」


そう言いながら、涼平(りょうへい)は楓(かえで)が向かった方向を指差した。


湊(みなと)が、みんなを見回して提案する。


「ねぇ、みんなでご飯、一緒にどう?」


「いいですね〜。柊(しゅう)先輩、環(たまき)さん、どうします?」


「……そうだな……行くか?」


柊(しゅう)は、つないでいた環(たまき)の手を、ぎゅっと握った。


「はい……」


柊(しゅう)は環(たまき)の様子が気になり、その手を離さなかった。



◇◇◇



[アウトレットモール・イタリアンレストラン]



涼平(りょうへい)、湊(みなと)、楓(かえで)、柊(しゅう)、凪(なぎ)、環(たまき)の6人で、モール内のイタリアンレストランへ入り、食事をすることになった。


「みんなに会うの、あの事件以来だよね」


湊(みなと)の言葉に、凪(なぎ)が頷く。


「そうですね! あれは、なかなか大変でしたよね」


「そうだな……」


涼平(りょうへい)が答え、柊(しゅう)と環(たまき)は黙って頷いた。


楓(かえで)が興味津々で聞く。


「なに? あの事件って」


「おまえは知らなくていいことだ」


「まぁそうだな……楓(かえで)は知らなくていいな」


涼平(りょうへい)と湊(みなと)にそう言われると、楓(かえで)はぶすっとむくれた。


環(たまき)は、あの時、襲われたことを思い出し、胸がきゅっとなって、無意識に手を胸の前で握った。


(あんな事件、もうないといいな……)


すると、柊(しゅう)がそっと環(たまき)のもう片方の手を握った。


その安心する温度に、環(たまき)の胸のざわつきは少しずつ整っていく。


そのとき、楓(かえで)が突然、柊(しゅう)に向かって聞いた。


「柊(しゅう)くんは〜環(たまき)さんのどこが好きなの?」


「は?」


「おい!」


涼平(りょうへい)が静止するが、楓(かえで)は構わず続ける。


「ねぇ、環(たまき)さんのどこが好き?」


「え?」


柊(しゅう)が困惑していると、湊(みなと)が代わりに答えた。


「楓(かえで)、好きになるのに理由なんかないよ!

 だいたい、そんなこと聞いてどうすんだよ」


「いいじゃん、聞いたって〜」


しばらく全員が、湊(みなと)と楓(かえで)のやり取りを黙って聞くことになった。


「聞いてどうしたい?」


「え〜? どうしたいか〜?」


「そうだよ。

 それを聞いて何がしたいのかってこと」


湊(みなと)の言葉が、少しずつ厳しくなる。


「何がしたいなんてないよ〜。

 柊(しゅう)くんはどういう人を好きになるのかなって思っただけだし……」


「そうか……

 何もないならそんなこと聞くな!

 いいか、楓(かえで)。

 少なくとも、本人を目の前にしてそんな不躾(ぶしつけ)なことを聞くような女を好きになるような人じゃないよ! 柊(しゅう)くんは……」


湊(みなと)は楓(かえで)に畳みかけた。


環(たまき)は思わず見惚れて、

「……湊(みなと)さん、カッコいい……」と小声でつぶやいた。


楓(かえで)は湊(みなと)の言葉を聞くと、下を向いてつぶやいた。


「ごめん……な……さい……」


湊(みなと)は容赦なく続ける。


「楓(かえで)、今、誰に向かって謝った?」


「え?」


「誰に向かって、ごめんなさいって言った?」


「みんな?……」


「みんな? 謝る相手、間違ってるだろ」


「……なんで?……」


「謝る相手がわからないのに謝ったのか?」


楓(かえで)は下を向いたまま、言葉が出ない。


「楓(かえで)、まさか、適当にごめんなさいって言っとけばいいやなんて思ってないよな?」


楓(かえで)はしばらく黙っていたが、小さく頷いた。


湊(みなと)は少しやさしい声で言った。


「楓(かえで)。誰に謝ればいいか、わかるな?」


楓(かえで)は小さく頷く。


「うん……環(たまき)さんに……」


「うん……そうだな……楓(かえで)、ちゃんと言いな」


楓(かえで)は頷き、環(たまき)のそばに来て体を向けた。


「……環(たまき)さん……ごめんなさい……」


環(たまき)は驚いて目を瞬かせ、立ち上がった。


「いえ……そんな……楓(かえで)さんこそ、大丈夫ですか?」


楓(かえで)は環(たまき)の言葉に驚き、顔を上げた。

目が合うと、環(たまき)はにっこり笑った。


(私、意地悪なこと言ったのに……どうして……  どうして、そんなにやさしく笑えるの?……)


そう思った瞬間、楓(かえで)の目から涙が溢(あふ)れた。

気づけば、環(たまき)に抱きついて泣いていた。

環(たまき)は黙って楓(かえで)を抱きしめ、背中をそっと撫でた。



◇



「柊(しゅう)くん、ごめんね」


「悪い! 楓(かえで)が、なんか変な雰囲気にしちゃったよな」


「いや……」


「湊(みなと)さん。めちゃくちゃかっこよかったですよね!」


凪(なぎ)がいつもの調子で言うと、湊(みなと)は苦笑した。


「そんなことないよ……」


「まぁ、うちじゃいつものことって感じなんだけどさ」


「え? そうなんですか?」


「まぁ、だいたいあんな感じだな〜。いつも湊(みなと)が楓(かえで)を叱ってるな」


「涼平(りょうへい)は叱れないだろうな〜」


「そんなことないよ」


「いや、涼平(りょうへい)にはムリだな。ってか叱ったところ見たことないし。楓(かえで)のことかわいがってるしな」


「ははは……やっぱり」


「う〜凪(なぎ)、やっぱりってなんだよ、やっぱりって……」


楓(かえで)が泣き止んで椅子に座り、環(たまき)も柊(しゅう)の隣に戻ると、柊(しゅう)が静かに聞いた。


「環(たまき)、大丈夫か?」


「はい……大丈夫です。

 楓(かえで)さん、落ち着いたみたいでよかった……」


「環(たまき)さん。ごめん!」

「環(たまき)さん。ごめんね」


涼平(りょうへい)と湊(みなと)が頭を下げると、環(たまき)は慌てて首を振った。


「あ、いえ……わたしは大丈夫ですから……」


「柊(しゅう)先輩、モテますからね〜。恋愛ポンコツだけど……」


「は? ポンコツはよけいだろ……」


「いや〜それな〜。確かにあるよな! それ!」


「うん! ある! ある!

 でも僕が知ってる中では環(たまき)さんだけでしたけど……

 他にもいたんですか?」


「いや……俺も……環(たまき)さんしか知らないな〜。

 柊(しゅう)が好きなのに声かけられないって人は……」


「え? なにそれ……柊(しゅう)くんって奥手なの?」


「そうなんだよ」


「そうそう! そうなんですよ〜。ね〜柊(しゅう)先輩!」


「もうその話はやめろよ〜」


「ふふふ……柊(しゅう)……またイジられてる……」


柊(しゅう)は環(たまき)に抱きつき、顔をうずめるようにする。


「環(たまき)〜、言うなよな〜」


環(たまき)は柊(しゅう)の背中をトントンしながら、

「よしよし……」

と、やさしく返した。


「あ〜でたでた! 2人のナチュラルイチャイチャ」


「ははは……こんな柊(しゅう) 見るとさ〜、なんであんなに声かけられなかったのか不思議になるよな」


「ホント、それ〜」


みんなの会話を黙って聞いていた楓(かえで)は、柊(しゅう)の環(たまき)に対する自然な行動を目の当たりにして、2人の空気の中に自分が入り込めるはずはないのだと痛感した。


(ああ……私が入り込むことなんて、できなかったんだな……)


帰り道、環はほとんど何も話さなかった。

けれど、柊の手はずっと離れなかった。



◇◇◇



[ぽかぽか邸・柊(しゅう)と環(たまき)の寝室/夜]



眠い目をこすりながら、凪(なぎ)は自分の部屋に入っていった。


柊(しゅう)と環(たまき)の寝室では、オレンジ色のルームライトの灯が、やわらかく2人を照らしていた。


「環(たまき)……」


柊(しゅう)は環(たまき)を引き寄せ、ぎゅっと包み込んだ。


「……柊(しゅう)……どうしたんですか?」


「環(たまき)、今日、ずっと不安そうな顔してただろ?」


「え? そうですか?」


「ああ、してた」


環(たまき)は黙って柊(しゅう)の胸に顔をうずめる。


「……柊(しゅう)……ごめんなさい。

 わたし、わたしの知らない柊(しゅう)がいるんだなって思うと、きゅっとするんです。

 わたしの知らない過去の柊(しゅう)がいてもおかしくないのに……わかってるのに……

 どうしてもきゅってなってしまって……」


「環(たまき)、謝らなくていい。それは俺も同じだよ」


「え? 柊(しゅう)も?」


「うん。そう、俺も同じ。

 俺の知らない環(たまき)がいると思うと……|環のきゅっと同じだ」


「そうなんですね……わたし……わたしだけかと思ってました……  

 わたし、あまり感情がよくわからないから……そうなるんだって思ってて……」


「そうか……でも、環(たまき)。

 俺はその知らない環(たまき)のことも、今ここにいる環(たまき)のことも、全部好きだよ」


「……柊(しゅう)……」


「それと……」


環(たまき)は黙って柊(しゅう)の言葉を待った。


「……俺は昔も今も、環(たまき)以外好きになった人はいない……」


環(たまき)は声にならない声で、少し驚いたように柊(しゅう)の顔を見る。


「え?」


「……だから、元カノなんていないんだよ……」


「……そうなんですか?」


「うん……そうだ……」


「好きになった人も?」


「ああ……そういう人はいない……」


環(たまき)は目を瞬かせ、それから少し笑って言った。


「……ふふ……そうなんですね……

 わたし、柊(しゅう)はカッコイイし、やさしいし、何人もお付き合いした人がいるんだろうな〜なんて勝手に考えてました……」


「え?」


「凪(なぎ)くんも、柊(しゅう)はモテるからってよく言うし…… なんか勝手に想像してたんですね……ふふ……おかしい……わたし……」


「環(たまき)……」


柊(しゅう)は環(たまき)をもう一度、ぎゅっと抱きしめた。


「柊(しゅう)? わたしも柊(しゅう)だけです。好きになった人。

 それと……柊(しゅう)と会うまで、お付き合いした人とかいないんです……」


「そうか……」


「わたし、柊(しゅう)が好きです」


「俺も、環(たまき)が好きだよ」


環(たまき)は柊(しゅう)の胸に顔をうずめ、柊(しゅう)は環(たまき)を抱きしめた。


確かな温もりを感じながら、

2人だけのやさしい空間。


やわらかいオレンジ色の灯に包まれ、

静かに呼吸が重なり合う。


——その温もりは、何も変わらず、ここにあった。

知らない過去は、きっと誰にでもあって。


わかっているはずなのに、

ふとした瞬間に、胸がきゅっとしてしまうこともあります。


でもその気持ちは、

きっと「大切に思っている」からこそ生まれるものなのだと思います。


そっと寄り添ってくれる手や、

やさしくかけられる言葉があるだけで、

そのきゅっとした気持ちは、少しずつほどけていく。


このお話の中にある、

小さな温もりが、

読んでくださった方の心にも、やわらかく残りますように。

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