批判された時の対処方法
2月26日。日刊ランキング4位になっていました。
ブクマ、評価、感想をしてくれた方ありがとうございます。
暇つぶしに読んでくれた方もありがとうございます。
批判は自分が一切悪くなくても起きます。相手の機嫌が悪かったり、勘違い、思い込み、知識不足。自分自身にもそれらがあると思います。知りもしない人から聞いた話や、見た目だけで相手を勝手にイメージして嫌悪する。
まず相手(他人、友達、肉親)にも自分にも同じところがある、という事を理解ください。私たちは、会った事も喋った事もない芸能人や政治家のニュースを見て、日々ジャッジしています。それはとても意味の無い事です。
貴方自身が芸能人や政治家などの批判を悪い事だと受け止めていないのなら、他人が貴方を批判するのも当たり前の事なのです。相手は貴方を批判する事を悪いと思っていません。
そして困った事に、貴方は批判されるのは嫌なのに批判し返すのです。
傷ついたと怒り狂って相手を攻撃する。自分の正しさを証明する為に他の事が手につかなくなってしまいます。このタイプの人は学校や職場で疎まれていたりします。烈火の如く怒りだし、人の意見を聞きません。自分が自分がと自己顕示欲の塊です。
思い当たる節はありませんか? 貴方は本当に自分が悪かった時、間違いを認めて人に謝罪するのが嫌な筈です。謝罪をせずに逃げてしまった事ありませんか? イジメていた、イジメられていた級友に助けてあげなかった事を謝れますか? 貴方は貴方の事しか考えておらず、相手の正当性を受けとめる事はしたくないのです。
批判の一端でも受け止めてしまったら「負け」と考えていませんか? 批判されたらどんなルールで、どんな勝負か、審判もいない、よくわからないゲームを貴方は勝手に始めているのです。まずゲームを辞めましょう。
相手の話を冷静に聞きます。違うところはハッキリと否定します。気になるところは具体的に聞きます。批判を拒絶するでもなく、受け止めるでもなく、消化をします。消さない限り貴方の頭の中は傷ついたことでいっぱいのままです。時間がたって、ふと思い出してしまいます。
批判は痛いところを突かれた時に利くものです。的外れな批判なら貴方は「なに言ってるんだ、こいつ?」となります。淡々と事実を告げ、その証拠を出して終わりの筈です。相手にすらしなかったりします。
だから貴方が怒るのは傷つけられたのではなく、貴方が既に自分で思っていたことを思い出させられたのです。批判されたと嘆く前に消化を始めましょう。一つ、一つ受け止めて消していくのです。
最後に私は仕事の都合上、商品に関するアンケートというのがたくさん会社に届きます。多くの意見が「高い」というコスト問題(卸値、流通、税金)で、商品そのものに関する批判は少ないです。大体、100通来たら1通が反省点や改善点の批判です。つまり多くの批判は役に立ちませんが、役に立つ批判もありますので「批判は利用してやろう」という気持ちで過ごすことが大事です。
最後まで読んでくれてありがとう。
どんなに批判されても貴方は減りもしないし、増えもしないし、消えもしないです。
貴方はずっと貴方のままです。






