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整体師とじーちゃん

 .


 ある日曜日のお話。

 整体に行ったのです。肩こりが頭痛にまで及んでるっぽかったので。クハァ


 ん。

 そこの整体はちんまりとやっていて、患者さん2人で満員御礼みたいなね。


 だからさ。予約しないとダメな感じな感じで。


 なので、予約しーの整体行きーの。


「おはよーございまーす。カランコロン♪ (ドアに鳴り物があるシステム)」


「おはよーございまーす。モミモミ (じいちゃんのことを揉みながら挨拶)』



 以下、じいちゃんと整体のセンセーの会話 (解説つき)


「もー昨日はどうなるかと思ったでー。先生に揉んでもらえて、歩けるようになってよかったよかった」


「あーそうですかー(先生ってば、あからさまに興味ない系)」


「病院行ったときは歩けなくて困った困った (最後の単語を繰り返すのが口癖らしい)」


「困るよねー。あぁ。テーピングするねー (聞いてない。あんどタメグチ)」


「…ん? テーピング? 病院のより固い感じやね。(じいちゃんてば、変なところ敏感)』


「あぁ。強く固定しなきゃだめだからね。うん。 (明らかにめんどくさいオーラ発動)」


「そうか。『ガムテープ』じゃだめなのかい……? (じいちゃんの無茶苦茶な提案)」


「が、ガムテープはダメだね。伸縮しないからね。(予想外の提案に一瞬たじろぐが冷静で大人な返答)」


「そうかぃ。ガムテープじゃだめかい。じゃあテーピング売ってくれんね。 (明らかに残念そうな空気炸裂&じーちゃんなりの代替案提示)』


「いやー。テーピングはちゃんと巻かないと意味ないからここで巻かないとダメだよ。 (さすがに後々面倒になりそうなことはマトモに説得)」


「そうかー。ダメかー…… (とっても残念な空気を(かも)し出すじじぃ)」


 じぃちゃんたらその落ち込んだ空気を取り戻そうとさらに話を展開する。やるなじじぃ。


「で、次はいつ来ればいいかぃ? (整体気に入ったらしい)」


「んー。水曜日かなぁ…… (センセーたら、こう言う所ファジー系)」


「同じ時間け? (朝10時に開始と思われる)」


「いやー。今日は日曜日だから午前中やってるけれど、平日は午前中やってないから12時からだね」


「うーん。12時からだと昼ご飯いつ食べたらいいかわからん。タクシー乗って来て、昼きて1時間して、帰ってから昼ご飯だとハラ減ってまうがな。 (必要以上に昼飯に固執するじじぃ)」


「あーでも施術に時間かかるから特別に10時からでいいよ (面倒になったに違いない)」


「そうけ……? センセーは午前中いるのけ? (良いならいいでうるさい)」


「あー。いるいる。(面倒度MAX)」


 こんなやり取りのあと助手の先生に連れられて、タクシーまで送られて行きました……とさ。


 そのじぃちゃんが帰った後センセーから僕へのフォロー


「すみませんねぇ。うるさくて。(大人の対応)」


「いやいや、センセーも大変ですよね。ァハハ (他人事←酷)」


「いやいや、今日はまだマシなんですよ。昨日いきなり病院から電話がかかってきて、歩けない患者の受け入れ可否を聞かれたんですよね。丁度あいてたんでオーケーしちゃいましたけど (不幸の始まり)」


「あ、あー。すごいですねぇ。そ、それだけ病院から、信頼されてるんですよねッ!! (精一杯のナイスフォロー)」


「あー。単に駅から近いからですね。バッサリ (サラッと否定)」


「そ、そ、そんなことない……デスョ…… (ナイスフォロー惨敗)」



 …………


 んー……


 センセーがんばっ!! (「心の中で」エールを送ってみる)


 みなさんも身体には十分に気をつけてくださいね!(強引で雑な纏め)


.

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