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思い出ノート

作者: Soraきた

今夜であなたとはお別れですね

限られた時間の中で

伝えたいことは

あなたにすべて届いたかしら


いくつもの出会いの中で

この出会いに順位をつけることが

できたのなら

わたしのこれからの出会いは

しばらくは嘘と空想になる

そして

どこかの店に立ち寄って

「自信」という名の商品がないか

探してしまうね

それがあったら

本当に買ってしまうのかな


ひとつだけ、わがままを言えたなら

今日の別れを先送りして

あなたの偶像を追いかけたい


あなたの

やさしさにふれあうとき

それは自分にないものに

気づかされる

そして、あなたが持っていないものを

自分に置き換えて

見つけようとしたけど

残念ながら

あまりなかったこと

あのときは

自分が小さく見えた


だけど

やっと会えた特別な時間とともに

過ごすことができたから

わたしは素直な気持ちで

ありがとうと

言いたい



少しだけ

心が弱くなってきたら

そのときは

いつか立ち寄った

あのお店に行って

元気にさせてくれるものか

いっしょになぐさめてくれる

どちらかの商品を

探しているのかな



いつかの日……

そのお店にあった

思い出ノート

そのノートに書き込んだ思い出は

ずっと消えないというノートが売っていました

わたしは迷いましたが

結局は買いませんでした

なぜなら

思い出を書き込む自分の姿を

思い浮かべてみたら

なんとなく、悲しくなってきたから


だから、

元気にさせてくれるものか

いっしょになぐさめてくれるものも

わたしは買いませんでした

それでよかったと思います


わたしは

もっと強くならないといけない


そう思ったから

今度、お店に行ったときは

思い出ノートを買って

自分は強くならないといけない

今の自分の思い出だけを

書き込んでみたいと

思います



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