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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

アリスゲィムシリーズ

アリスゲィム〜2〜

作者: 萌依

「此処は…… ?」

「ん ?此処…… ?サンストーンだよ。」

「さんすとーん ?そんな街知らない……」

私はどうしたんだっけ?

確か……普通に学校に行こうとしてた。転けた。そして此処。うん。分かった。夢を見てるんだ……

だって目の前には綺麗な男の子。

こんな子知らない。それに人じゃない。だって髪の色が可笑しいです。

青緑色なんです。それに髪が可笑しなぐらい長いんです。

「君は…… ?」

「私……胡桃愛姫です。」

「そう。君はアリスなのか……僕はラプンツェル。」

ラプンツェル?食べれるもの?ドイツだっけ?フランスだっけ?が本場なんだっけ?あれ?イギリスだったかな?

「食べ物じゃ無いよ。」

「食べれないんですか……でも、あれ ?ラプンツェルって女の子…」

「それは、アリスの世界の常識だよ。此処では通じない。」

ふーんそう。此処は異世界なのか。

私はアリス……童話の世界?なら、目の前の不健康そうな男の子はラプンツェル……つまり此処はラプンツェルの世界?王子様が助けに来るの?此処にアリスが居ていいの?

「何を考えてるのか知らないけど……王子様は来ない。ダって……囚われの王子様を助けるのは姫の役割。ほら……元気で無邪気なお姫様……僕を助けて ?」

「ちょっと待って……私がヒーロー ?ふざけてる ?冗談じゃない !」

『可愛い坊や。髪を降ろしておくれ ? 』

魔女の登場ですか?王子様な私は突き落とされて仕舞うのですか?

「おや……これは、可愛いお嬢ちゃんですか?何処から入ったんだい ?」

「空から降って来たんです。」

「そう。君は新たなヒロインなのかい。早く僕を助けておくれ。」

魔女かと思えばそれは、それは、妖艶な男の人。

僕を助けて?ふざけるな。誰が助けてやるか。

「嫌よ。じゃあね……バイバイまた会いましょう…… !」

結構な高さのある塔でしたが……私はヒロインです。ちょっとやそっとでは死なないでしょう。

そんな妙な自信を持って塔から飛び降ります。

下にはたまたま通りかかった黒髪の屈強な若者。少し罪悪感は有るけれど下敷きになって欲しい。

「いってーな……ん ?お前……新たなヒロインか ?」

「は ?名前は ?ヒロインじゃ無いし。」

「ん ?俺か ?白雪。」

白雪姫ですか?誰か……性格間違ってます。

白雪姫は可憐でお淑やかで料理上手でお掃除出来は薄幸そうな少女なんです

間違っても屈強で荒々しくてガサツそうで穢らしくて強そうな若者では無いんです!

「ひゃぁぁぁ……こんなの認めないんだから!」

「おっ……おい!そっちは崖…」

「ひゃぁぁぁ…… !なんでもっと早く教えてくれないのよ !」

崖から真っ逆さまです。次こそ真面目に死ぬかも……

崖の下では黒髪の妖艶な美女……美女!?と茶髪の青年?よく見えないや……

「ん……大丈夫かしら……お嬢ちゃん。」

「気絶してるみたいだね……舘まで連れ帰るの?」

「まぁ……そうするべきよねぇ……」

美女に見せかけたオカマと茶髪の次こそ薄幸そうな少年です。

少女は居ないのですか!?仮にもお姫様ですよ!?扱い酷くない!?

「あらぁ……起きたのぉ?空から降ってくるなんてアリスかと思っちゃったわぁ……」

「アリスだよ。だって……黒い美しい髪だもん。」

「美女と野獣!?美女と美青年の間違いではなく !?絶対間違ってるぅぅぅ !ベルは女の子なんだもん !ドレスぅぅぅ…それより !助けてくれてありがとうございます!」

脱兎の如く逃げ出します。

可笑しい……あと……期待出来るのはシンデレラとアラジン……親指姫ぐらい?

「おねぇさんそんなに走ったら転けちゃうよ?

「君は誰 ?私は胡桃愛姫。」

「僕?チューリップ!」

「チューリップから生まれたんだね……うん。ごめん……バイバイ…… !」

なんでどいつもこいつも男なんだよ!

「わっ……転ける……顔面ダイブぅぅぅ !?」

「馬鹿……」

「うわぁ……助かりました!胡桃愛姫です。ありがとうございます。」

「ん。ジャスミンだ。」

「はぁ !?アラジンの……またぁ…… !?何度目よ !」

あぁ……もう駄目だ。シンデレラも男なんじゃね?そんな事考えてたら街に着いたよ……シンデレラのいる城?

「ねぇねぇ……大丈夫 ?顔色悪いよ ?」

「あーうん。絶望に浸ってたの。大丈夫だよ。」

「そう……私の家で休憩して行って。お茶を出すから。」

やっと女の子だよぉ……はぁ……もう、男しか会えないとおもってた……安心安心。

「はい。どうして顔色が悪かったの?」

「逃げてた……お姫様から。」

「そう。貴女名前は?」

「愛姫。」

「そう……私はシンデレラ。貴女が逃げてるお姫様の1人。」

「えっ……えっえっ……えぅ……から……だが……うごか……ない ?」

「「「「「「「「お帰り。僕等のアリス待ってたよ。」」」」」」」」

計十人の声が重なった。今まで居なかった双子が増えてる……誰?

なんで私をヒロインだなんて言うの?

意識が無くなった。再び目を覚ました時には身体の自由は無く、十人のお姫様が代わる代わる私を犯した


badend


ーーーーーーーーーーーーーーーー

「はぁ……新たなアリスをまた見つけないと……」

会話多めにしました。

アリスゲィムシリーズとして描きたいのでまた、見かけたらよろしくです。

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