移り変わり
プツプツと音を出しながら
光り続ける白熱電球
いずれ輝きを失うその時まで
点いたり消えたりを繰り返す
発光ダイオードの発明により
彼らの照らす街は減った
都心の明かりは発光ダイオードに変わり
それを物語るかの様に都心は光り出した
数少ない彼らの明かりは
時代を生き抜いた人々の食卓を
今も照らし続けている
彼らの寿命は短く儚いが
多くの家庭を、多くの仕事を、
多くの人生を、支えてきたのだろう
時代が変わる度に新しい発明が生まれ
そしてその度に失う物がある
今また時代が変わろうとしている
次は何が生まれるのだろう
そして次は何を失うのだろう
こんにちは。黒胡麻です。
今回は時代を支えたものを
モチーフにした詩です。
投稿ペースですが、1週間に3〜4回に
落としたいとおもいます。
理由は、詩に満足しないままに
投稿するのは嫌だという理由です。