前へ目次 13/13 冬の子守り歌 雪が降り(しんしんと)白い注ぐ(ふる)、あおい空(しろい雪)。 白い息はく(風に舞う)、流れる雲(しろい雪)。 風が紡いだ真綿(白雪)の鳥(うさぎ)は氷池(雪原)に。 浚いの風かかれば、凍れる(しばれる)空気、張り詰めて(とびはねて)ーー 月が浮かべば(月にかがやく)、夜はうたう(しろい雪)。 黄色い(三日月)月(船)がかかる(うかぶ)、夢(雪)の雪(夢)に。 (ねむれ)、 (ねむれ)、 (白い雪)。