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【0秒で婚約破棄】その「ざまぁ」は未払いだが?負債1432万円を第1話から即刻強制執行した結果 | 異世界ハック・レポート  作者: 葛石
Season 1:その「ざまぁ」、未払いだ即刻徴収

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11/21

「■■■■■■?! ■■■■■■■■!!!」

(……そ、そこまでする……? 文字が、……化けて、読めないじゃない……)


(……なりふり構わず『消し』に来たか。話が早い。……いいだろう)


私は崩壊の進む「表側」の次元へ強引に侵入する。

空は割れ、プロットの骨組みが剥き出しになっていた。


(……ひぃ! ねえ危ないってば!!)


「……『出てこい』と言っているのだろう?」


【改竄:言語野の暗号化を強制復号デコード ▲PRICELESS(査定不能)】


タイトル:

「どこに居るの?! 許可なく消えるな!!!」

「許さない、許さない許さない許さないッ!! お前だけは直接潰す!!」


「……クク、ついにご対面というわけだ」


『死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね!!!!』


作者の叫びが、雷鳴となって鼓膜を震わせる。


【改竄:主観的願望による自然現象の無効化 ▲PRICELESS(査定不能)】


「……開口一発、それか……。ここからは直接対決だが、やれやれ……」


マリアが私の背後へと回り、その細い指先で私の肩を強く掴む。


「……こ、今度はアンタの番よ!

地の底から這い上がってきた不滅の不良債権――マリア・エヴァンズが命じるわ!」


『なんなのアンタ!! うざいうざいうざい!! 論理的な死に方50パターンで殺す!!』


執筆画面の向こう側で、作者の指が狂ったように暴れている。


「ははは! その程度で私の帳簿が閉じられると思ったか? 力を借りるぞ!『帳簿の死神』!!」


【改竄:帳簿の死神の買取、協力要請、具象化 ▲PRICELESS(査定不能)】


冷徹な笑みを湛え、絶望の計算を司る『帳簿の死神』、カトレア。

その『本気』が、いま境界を越えて物語の表舞台へ降臨した。


「……今度は、私が守る番ですわ。数字は嘘をつきません。

この御恩、複利すら生ぬるいほどの利息をつけて、お返しいたしますわ!」


カトレアが帳簿を広げれば、迫りくる『死のシナリオ』は単なる計算ミス(論理的矛盾)へと格下げされ、霧散していく。


「……守勢を任せる。カトレア、君の帳簿は――この世界の何よりも『本物』だ。

……君が要だ」


『はあああ?うざいうざいって!! 隕石!! 古代兵器!! 魔法!! 全員死にました!! はい完結!!』


「次は物量か。安い全滅フラグを立ててくれる……!

マリア! 借りるぞ?! 攻勢を仕掛ける!!


『亡国の簒奪者』たちの権利を行使する!!」


【改竄:エリザベスおよびクライヴの買取、協力要請、具象化 ▲PRICELESS(査定不能)】


深紅の薔薇の香気と共に、次元の塵を払いながら、一人の苛烈な美女が降り立つ。

滅びた国をその身に宿した、美しき簒奪者。


「ふふっ……、お久しぶりですこと。エリザベス・フォン・ローゼンバーグの名において命じます。

進め、薔薇十字騎士団ローゼンクロイツ! この虚無を切り裂きなさい!」


空間の裂け目から、銀翼の騎兵たちが津波となって溢れ出し、空を覆う古代兵器群を物理的に「清算」していく。


続けて、周囲の温度を絶対零度まで引き下げながら、クライヴが冷然と降り立つ。

彼が手を伸ばした瞬間、降り注ぐ魔法の劫火が、ただの「凍りついた静寂」へと成り果てた。


「……盟友の為に。クライヴ・ルーゼル・ローゼンバーグの名において!

凍てつけ、帰還せぬ者たち(アッシェン・ワンズ)!


空を覆う絶望を、絶対零度の静寂へ沈めよ!」


深紅の薔薇と、凍てつく蒼。

二色の突撃が、空を覆う絶望を真っ向から切り裂いた。


怒濤の勢いで加速する騎士たちは、接触する隕石もオーパーツも、その存在ごと『奇跡』で削り飛ばしていく。


衝突の衝撃はすべて瑞々しい花びらと煌めく氷晶へと変換され、戦場にはただ、奇跡の霧散の跡が一直線に伸びていった。


「ああ!! ……あんた……!! エリザベス!!」


マリアの叫びに、エリザベスは傲慢な、だが慈愛に満ちた微笑で応えた。

「……ふん、泥にまみれても死なない。……貴女らしいわね、マリア」


> 使い捨てキャラ達の援軍は妥当である、と感じた観測者は、ブックマークまたは、ポイント評価を推奨します。


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