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コスモス。

作者: caem


 さりげなく足元にあった 気づけなかったのがつらい


 あなたがいつも着ていた 秋桜色のスカーフと手拭い


 繋いだ手のひらと かさついたゆびさき ひび割れた


 くちびるをまるで重ね合わせない まるで幼稚な日常


 コスモスの花弁が咲く頃には お互いに遠慮している


 さりげなく足元にあった 気づけなかったのがつらい


 ただ真っ直ぐにいけない 臆病者だったからだからか


 恋人になるには ちょっと足りない 勇気が足りない


 あんなに 揺れている コスモスの花には 足りない

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― 新着の感想 ―
[良い点]  足りなかった想い出にコスモスの咲く丘へと足をのばしたくなりますね♪
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