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Yの日常  作者: Mr.Y
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一人称

 自分、性別は男ですんで女の考え方はよくわからないんです。

 まぁ、ケータイ小説時代にはこういうこと書いてもなんのことはなかったですが、今は男女や性別云々でものを語るな! という風潮ですね。言い方を変えれば単純に女性の一人称が単純に苦手です。はい。

 そんなことを考えていて、ふと、村上春樹だったかのエッセイ読んでるときに「……少女でも爺さんでも自分はそれになりきって書くことが出来る」と豪語していまして、俺もさすが大先生になると違うな、と思っていたら「自分にリアリティなんて求めてないでしょ」と続けて書かれており、ずっこけたのを思い出しました。

 結局、創作ですし、女性の一人称をおじさんが書こうが『それっぽく』あればリアリティなんて誰も求めてないわけなんですよね。

 なんでこんなことを書いているのかといいますと、今、女性の一人称を四苦八苦しながら書いておりまして、なんか「違うんだよなぁ」と思ったり手探り状態なんです。

『それっぽく』なるまで悶々と書いたり消したりしますんでよろしくお願いします。


 そうそう、ちょっとまえまでうちの三姉妹が雑誌『りぼん』を読んでいまして。今思えば、あれ、めっちゃ参考になったなぁと。リアリティよりも『The・女の子思考』じゃないですか? 恋愛やら友情やらが女の子思考でなんというか、目線が違うなぁと関心しながら読んでましたよ。

 運命に導かれるように好きな男が現れてライバルが現れる。それが幼なじみで昔はいじめていたけど「実はずっとおまえのことが!」とかいい出すし、でも運命の人の方が好きなの! で幼なじみが退場したかと思えば今度は運命の人は別の女の子が好きなのでは? で、すったもんだの末に運命の人に告白され、そこに幼なじみが!……なんつーか、ロマンチックあげるよ、無理矢理おすそわけされるような怒涛の展開に「そりゃ、何十年か経てば昼ドラに齧り付くよ」と思ったものです。

 あのときの展開とか……いや、雰囲気だな、雰囲気を少し書きとめて置くんだったと、ちょっと後悔しています。だって中学生になると恋愛よりバトル! になってしまったんですよね、うちの子。

 後悔は先に立たないので妻が昔買っていた漫画を参考にしようかな?


 あと、ここからは女性厳禁ね。

 以前、冗談半分にエロ小説書いたんです。そのとき思ったのが、女性がどう感じるのかわからん! 男性目線だけで押し通したんです。ノクターンのブクマとかみると三桁四桁当たり前! な雰囲気ですが、俺は二十四、五。反応が弱い。

 そもそも、俺、官能小説もエロゲもしたことねぇや! ということに気づきまして、最近ようやくFANZAの官能小説と美少女ノベル? なるものを読んでみました。

 まず、女性の一人称が多いことに驚きましたよ。

 え? てな感じです。

 いや、なんつーか、挿れたことないんですよ。だから生々しい感触とかを(以下略)


 やっぱり読者が求めているのはリアリティではないんですかねぇ。小説はリアリティよりも受け入れやすい妄想なのか? うーん、よくわからん! まぁ、少しでも面白いものを書いていこう!

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