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Yの日常  作者: Mr.Y
2/27

感想論とか

『静寂の海、ほとりの花』が第十回ネット小説大賞の一次選考を通過致しました!

 いやぁ、ホント嬉しいものです。

『金魚と万年筆』も応募したんですが、『金魚と万年筆』は通過ならず……興味ないかもしれませんが、ケータイ小説を書いていた時代にまる一年くらいかけてぼちぼちと『金魚と万年筆』を書いたんですよね。今あるのとは違い長い話でしたが、これが結構想い出深いんですよ。

 ケータイ小説はとあるSNSで書いていて、そこで仲間とブログを書きながら書いていました。『金魚と万年筆』完成したとき周りの仲間の反応はイマイチで(『△▽の怪異』の橘立花みたいなキャラの恋愛コメディみたいなのがウケてた)ちょっとがっかりしてたんですよね。

 それで夏目漱石の文章を真似た短編コメディ(妻子ある男性が萌えキャラにハマっていく苦悩)みたいなものを書いたときふと『金魚と万年筆』混ぜ合わせたSFの掌編を書きました。

『金魚と万年筆』のラスト付近の金魚の独白で先生は月に住むでしょう? みたいなことをいっていたので、その流れで。

 それが結構ウケて、これは行けるな、と思ったはいいけどストーリーを思いつかず、小説家になろうに来てからふとストーリーが思いついて一気に書き上げたのが『静寂の海、ほとりの花』なんですよ。

(だから対になってて、金魚は自分以外のキャラに名前があって、夕子は自分以外のキャラに名前がなかったり、小説が書けない宗一と小説を常に書いてる私とか)


 まぁ、小説家になろうにきてからケータイ小説時代の人とは別れてしまい感想が聞けない環境になったんですよね。

 それはそれでよかったんです。ストイックな環境を求めていたんですよ、当時は!

(だからか、コメディは一切、禁止)

 小説家になろうに来てからストイックな人たちと交流させていただきました。

 イラストに文章に書き方、精神性……ちょっと俺には敷居が高かった。身の丈ってやっぱりあるんですね。

「連載は邪道。完成品を出さなければ作品とはいえない」とか……すみません、せめてアクセス解析みて反応ないと書けません、俺。

 そんなこんなで疎遠になってしまい、仕事やら子育てやら色々あって書かない、書けない時期が続きました。

 それで最近、仕事の合間に書ける時間ができてこうやって書けているんですが、やはり書く以上は応募したら一次選考通過とか感想とかブクマ、評価(例え星一つでも!)戴けると嬉しいものです。

 やっぱり昔からそうでしたが、反応があるとやる気がでますし、次に繋がります。

 でも一方で評価ばかり気にしても自分の好きなものが書けないとストレスになるので難しいものですが。


 それで評価の話なんですが。

 話は変わりますが、昔、合コンで女の先輩が酔っ払って「男はわからん!」とまくし立てました。

「なんで最中のとき、どんな? とか、気持ちいい? とか訊いてくるんだ!?」

 そんな言葉に頷く女性陣。

 男の俺としてはやはりどんな感じか気になるから、それに身体的特徴というか、反応が男と違ってあんまり顕著じゃないじゃないですか! そんな無言で黙々と作業するみたいなのがいいんですか? といいました。

「その通り」

 胸を張って男らしく断言する女の先輩。

 またしてもその先輩の言葉に頷く女性陣。

 俺はそのとき、性差というか、男と女には確固たる壁が存在するんだなぁと思いました。

 そして先輩は「男はAVの観すぎであれが現実だと思っていて困る。あれはただの男の願望だ……云々」と愚痴っていました。


 そんなわけで評価の話だ。

 つまり、小説を書くことがもっとも重要ならばまずは感想をもらうとか、評価とかを気にするなど、余所見しないで、自分の表現者としての作品である小説を書き上げなければならない。連載などの途中をみせるのはマンガやドラマの影響かなにかで本来は邪道だと。やるなら完成するまで黙々とやるべし。

 小説家になろうで出会ったストイックな方と女先輩のいうことはこういうことなのではなかろうかと。

 けれど男の俺は途中でも感想を聞きたいのです。評価とかブクマとかつくと小躍りしてしまいます。そこで舞い上がってしまうとついつい喜びに浸って書けなくなるから抑えてはいるんですが……でも、まぁ最終的には黙々と書くしかないんですけどね。

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― 新着の感想 ―
[一言] 金魚と万年筆いいと思うんですけどねえ。私はとても好きです。 最中の時聞かれてイラッとするのはわかりますね。 「気持ちいいわけねえだろうが!」とブチ切れそうになったことも。 AVは正直害悪です…
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