ショートストーリー「口さけ女」
小学6年生頃に書いたショートショートです。当時の文をそのまま再現しているので、文法の間違いや誤字脱字が多々あります。
「わたし、きれい?」
後ろからマスクをした変な女の人に声をかけられた!どうしよう.....
このまま逃げるか!?いや、ぼくの命が危ない!!
でも、何か言わないと後ろから殺される!そんなのいやだ!
...まだ10年しか生きてないのに!!仕方がない...いちかばちかだ!
「本当の...きれいは、自分で決めなければならない!」
「え?...(何言ってんの?...この子)」
「君は知らないか?自分が本当にきれいな人は、他人からもきれいだと思えることを!!」
「何ですって!?」
「自分がきれいなだと思っている人は、
自分はきれいだというオーラを出して他の人も催眠術にかかったように、
その人をきれいだと思うようになるんだ!!」
「すごい...」
「君は今!ぼくに決めてもらおうとしていた!それじゃだめなんだ、
君は、みんなにきれいと言われたいのなら!鏡を見ろ!そのマスクを外して!
そして、自分がきれいだと思わなかったら、きれいに見れるよう...がんばりたまえ...
もし、きれいに見えたら!モデルのオーディションに出るんだな!
せいぜい、がんばるんだよ...」
「はい!わかりました!師匠!」
そう言うとマスクをした女の人は行ってしまった。正直怖かった...
ぼく....いつから師匠になったんだろう...ぼく弟子取らないのに...
これ読んでくれた担任の先生覚えてるかなぁ。