僕のターン
僕。糸佳徒相馬は、どうしようもない駄目人間だ。
夏休み。残り何日だろうか。なんて事を考えるのは学校が物凄く楽しみな青春勢か、宿題が終わっていない小学生くらいだろう。僕は前者でも後者でもないから残りなど気にしていない。もっとも、今が何日で、何時なのかなど、カレンダーと時計を見ればいい話だが、この夏僕はこのベッドから一度も出ていない。
嘘などついていない。現に今もこうして、カップラーメンと青汁を昼飯にしている。時間?わからんが深夜だ。
何にもない1日というのはライトノベルにおいて、波乱の予感だ。
ブー
メールか。
戸羽>>まだベッド?
相馬<<おん
戸羽>>流石だな
流石と言われても、意識しているわけではないからどう返せばいいかわからんな。
相馬<<何か用か?
戸羽>>花火大会に行かないか?
そういうことなら。
相馬<<じゃあな
戸羽>>おいちょっと待て、俺も行きたくて誘ってる訳じゃないんだ
相馬<<どんな理由があったって、僕はこのベッドから出ないと決めたんだ。今
戸羽>>俺は行けないが、加賀美と東雲と行ってくれないか
あのなぁ、
相馬<<って、お前は行かないのか
戸羽>>妹の用事でな。加賀美と東雲だけじゃ心配なんだよ
相馬<<なあ
戸羽>>ん?
ここで、はっきりさせておこう。加賀美凌についてだ。
相馬<<加賀美、目悪いのか?
返信が遅い。考えているな
戸羽>>なんとなく、察してたのか?
相馬<<ああ。お前らを見ていると、何かすごくミステリアスな気分になる。悪い意味でな。花火大会か。人多いし、コミュ症の東雲も付いて心配と。良いよ
戸羽>>すまんな。ありがとう。遅れて行けたら行く
相馬<<急いでくれよ。人多そうだし。でも何で花火大会?
戸羽>>何でも、東雲家の関係らしいが、面倒だったから聞いてない
おい。まあ、でも東雲にとっても不可抗力らしい。
相馬>>おk
どーもーーー51回になり、糸佳徒相馬君が、少しの間主人公視点になります。。
「糸佳徒相馬は、どうしようもない駄目人間だ。」




