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俺たちの青春に明るさはなかった  作者: あるば
どうやらこれを林間学校編と言うらしい
30/80

林間学校に行っている間の妹(1)

 これは俺の知らない、妹の休日の物語である。

 兄が山登りで汗を流している間、妹は休日を満喫していた。

AM6:00 パソコンの前に座り、ネットゲームをする。朝早いが、問題ない。

AM7:00 チャット

NE『おちますぅ』

konakona『そっかじゃあわたしもおちます』

Sousouがログインしました。

NE『こんにちは今日はこないのかと...』

Sousou『いやあ、今からしかログイン出来ない状況に...』

konakona『私たちどっちもおちるんで、ソロ狩りっすね』

Sousou『まあ、こんな時間ですしね』

NE『じゃ』

konakona『おつかれー』


「ふうー寝るか」

 そう言って音琴は布団に入った。冷房の訊いた部屋で毛布にくるまって寝るというのは音琴にとってかなりの至福。

 私は今から寝るのである。

「おやすみなさい」

小さい声でそう言った。

 これからお見せするのは私、戸羽音琴の休日。学校では陽キャを演じているが休日は別。と言うか、別であってってほしい。貴重な休日まで陽キャに捧げると本物の陽キャになってしまう。友達付き合いが悪いと見はなされるということもあり得る。でも、そこも計算しているから大丈夫。

 私の生き方は「無駄のない生活」を心掛けている。無駄のある行為はできるだけ避けているつもりだ。でも、兄さんがかかわると、アドバイスなんかはしてしまう。

 深夜のネトゲは効率的だ。皆ログインしているからな。ソロ狩りの方が実際楽しいが、ネトゲはソロに優しくない。

さて、そろそろ目を覚まそう。

12:15 起きる時間が15分ずれたか。でもまあ、想定の範囲内。無理矢理起きてもストレス。

 「流石に外に出ないのも健康的にダメ」

 外に出るために、着替えなければ。大須にでも行くか。大須にクラスメイトはいないかな、でもまあ一応。

「兄さんの服、借りよう」

兄さんはいつも部屋から出るときには服を来ていた。だから、兄さんの部屋...

一歩ずつ、その場所に近づいて。

「失礼します」

木製のドアを開ける。

最初に目にはいったのは、

「壁」

そう。びっくりするほど、物がない。

「私の部屋は物ばっかなのに」

あるのは、ベッド、窓、本棚、クローゼット位だ。

「クローゼット」

開けてみるが、ここを開けるのは初めてではない。1月に寒くて厚着を探していた時、ここにあったジャージを、借りた。ちなみに、まだ返していない。

「このシャツでいいや」

白く、大きいシャツ。音琴が着るとやはり緩く、下半身まで隠れる程だった。

少し、嗅いでみる。

「兄さんの匂い」

閑話:休題

 ······ズボンは、陽キャモードの奴でいいか。

「よし」

いざ、大須へ。

「その前に、」

「とうぅ!」

兄のベッドにダイブ。

「あ゛ぁぁぁ~」

やっぱり兄さんの匂い。このまま寝よっかな。

 基本、めんどくさいのが嫌いなだけである。


主人公の大きい服を、女の子が着る......





良いですよね。


「めんどくさいことはやってもできが悪くなるからやらないで後悔しよう」

                 

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