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俺たちの青春に明るさはなかった  作者: あるば
どうやらこれを林間学校編と言うらしい
28/80

林間学校に三日あるのは、二日目の為だろう

 二日目。非リアとしてはこの日が一番心配なのである。



 深夜2時に起きてしまった。林間学校のこの時間に起きているやつは、大体友達同士と話しているか眠れないかで別れると思うが、俺達は違う。同じバンガローの陽キャ連中が寝たのを確認し、すぐさまゲーム。ネットを見て回りたいのは山々なんだが、ネット環境がない。夜なので食堂裏の倉庫にも行くことが出来ない。隣で糸佳徒もゲームをしているが、オフラインだからか、音もたてずのんびりやっているように見えた。

 メールだ。

加賀美>>起きてる?

おぉっと、これは一体どう返せばいいんだ?寝てるの方がいいかな、ふざけてる風に思われるかな?よし、ここは普通に

<<起きてるよ

加賀美>>早く寝なさい。

······

ここは突っ込まないでおこう。

 林間学校の二日目というのは、気持ち的に一番高まる時間帯なのだ。一日目のワクワクが収まり、行動に移す。そして、一日目、三日目とは違い、一日中、学校の奴等と生活するため、『せっかくだから』という気持ちが高まる。そして、一番注目しなければならないのは夜のキャンプファイアーだ。できるだけリア充連中と離れたいが、リア充の中心が同じ班なのでそうもいかない。てか、キャンプファイアーってなにすんだよ。

 朝。朝食を食べに男子五人で食堂へ向かう。もちろん、俺はスマホ等を持って。糸佳徒なんてバッグにパソコンを入れて持ってきている。

 「あ、凰磨こっちー」

おっと、女子連中と合流。何故か間を開けて加賀美達とも合流。

陽キャ女子と間を開けていることには触れないでおこう······

 「二日目ってキャンプファイアー以外に何すんの?」

「なんか、本当にしおり読んでないんだねって逆に関心する」

東雲に突っ込まれるが、それは違う。持ち物の部分はしっかりと読んだ。

「山に登る班と、湖にいく班に別れるのよ。私達は山」

「は?」

おい待て、無駄なエネルギーを使いそうだ。

「それは、バスか何かで登るんだよな?」

一応聞いておこう。

「ううん、途中から歩きだよー」

木原、笑顔で言うのやめて······

「普段ろくに家から出ようともしないダメ人間にはきつかったかしら?」

「それを言うなら糸佳徒だってそうじゃないのか?」

じっと糸佳徒の方を見た。そう、俺には人種的な仲間がいる。

「僕は体調を考えて、先生の車で登る」

「はぁ?」

俺に仲間はいなかった。

「体が弱いんだ。仕方ないだろう」

はぁ、家に帰りたい。

高校のイベント中盤に、速くも家に帰りたいと思う高校生。

 朝ご飯を早く食べ終えた羽後達は先生にバレないように倉庫へ向かった。

羽後はそこで、昨晩出来なかったネット旅行を存分に楽しんだ。

 


 

 秘技ッ、グレートバリアリーフ!

どうも、グレートバリアリーフの事をなんなのかわかっていないあるばです。

グレートバリアリーフって風防御系の魔法ですかね。


今回の


「中学校の頃の林間学校は六人班だったけど、その中の一人も覚えてない」

                      by戸羽羽後(とば ひばる)

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