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俺たちの青春に明るさはなかった  作者: あるば
林間学校の準備より、明るい青春野郎の相手の方が忙しい
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木原水菜は優しい眼差しでこちらをみた

 何故だろう。

 羽後が今いるこの場所は中学校の昇降口なのだ。それ事態に問題はない。ただの授業参観だ。しかし、しかしね、何故隣にコイツらがいるのか。

「戸羽の妹って何組?」

東雲成恵

「え、知らん」

「妹のクラスもわからないなんて、さすが戸羽君ね」

加賀美凌


 7月19日金曜日。梅雨入りしたが晴れだった。

「あっつい」

と、低い声を漏らす。が、このクラスに『だらしねぇなぁ』と言ってくる男友達もいなければ、『こっちまで暑くなるでしょ、止めなさいよ』と言ってくるラブコメ青春ガールもいない。ちなみにクラス外も。だが、それはどれだけ暑いと言っても近寄られることがないので悪い事とは思っていない。ただ、一人で教室の隅で『あっつい』と言ったら、気味悪がられるだけなので······失敗した。

 こういう時は明日の楽しいことを考えよう。休みだ休み。家でずっとゲーム。いや、待てよ、昨日なんか妹が言ってたな、授業参観?行きたくない。めんどくさいっていうのもあるけど、中学生だよ、嫌いだもん。

時は休み時間。

「どうしたの?」

えーっとこいつは木原水菜だっけ、何か前から思ってたけどこいつ能力アニメだったら二つの属性使いこなしてそうな名前だよな。

「いや、ちょっと絶望に浸ってた」

やばい、知り合いだからといってこれはまずい。

「どんな絶望に浸ってたの?」

なにこの子超優しい!どっかの黒髪ぼっち二人組とはちげえな。まて、二人組はぼっちじゃねえな。じゃあ俺だけなの?この作品でぼっちなのって俺だk

「いやぁ、明日妹の授業参観でさ、ちょっとめんどくさいって言うか」

嘘をついた。あの空間が俺は嫌いなのだ。

「ふーん、授業参観てさ、関係者じゃないと行けないの?」

「いや、完全解放」

「だったら一緒に行く?暇だし」

なんて優しい

「ああ、ありが」

「みんなで!」

「へ?」


 ということなのだ。

「ちょっと、戸羽の妹の靴箱、探して」

「おう」

高校生が、中学生の靴箱をうろつくはという光景がそこにはあった。俺らだけど

アザした。木原水菜というキャラは、なんというか、その、今のところただの萌えなのですが、今後需要というかがあるので、まあ、期待?しててください。



木原水菜(きはら みずな)の小学一年生

「友達百人出来るかなぁ」


戸羽羽後(とば ひばる)の中学一年生

「キモいって何人に言われんのかなぁ」



加賀美「この時から現実を見ていたのね」


東雲「キモい」

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