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プロローグ
世界が滅びる――。
そんなアニメや漫画でしか起こりえないようなことが起こったら人々はいったいどんな風に人生を過ごすのだろうか?
絶望して、世界よりも先に終わりを選ぶのだろうか。それとも、最後まで生にしがみついて一分、一秒でも長く生きようとするのだろうか?
もしこの質問をされたらたぶん僕はこう答えるだろう。
世界が終わる様をゆっくりと見物しているよ、と。
だって世界に希望があるとは思えないんだもの。世界は闇に包まれているんだもの。
だから世界が滅びようが知ったことじゃない。
世界がどうなろうが僕には関係ない。
そんなことを考えていたからなのだろうか。
僕は世界が滅びると知ったとき、絶望する人たちを見つめながら一人歪んだ笑みを浮かべていた……。
初めて書いてみました。
なのでこれから文章がおかしいところなどが出てくると思いますが、それらを指摘していただけると助かります。