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誕生日
「ジャスティス。」
「ん?何?」
ロングヘアーの女は、ジャスティスの顔を除き混んだ。
「今日、ジャスティスの誕生日でしょ?だから・・・」
女の勿体ぶった言い方に、ジャスティスはムッとした。
プクーっと頬を膨らましたジャスティスをからかうように、ローンギングはガハハハハと大笑いをした。
「まぁー。そんなに怒んなよ。な?カインド。」
「えぇ。とっても良いプレゼントを用意したからね!!」
ローンギングとカインドの言葉に、ジャスティスは目を輝かせた。
「何々!?」
「着いてからのお楽しみだな!!!」
「ふふふ。もう着いたわよ。」
カインドの笑顔の先には、二階建てのログハウスらしき建物が建っていた。
家に入ると、ジャスティスは机に置いてある箱をあけだした。
「うわぁ。」
箱の中に入っているものを見るや否や、ジャスティスは跳び跳ねた。