プロローグ2
前と比べて、もしかしたら、別人が書いたような文章になっているかもしれない
レオは路頭に迷っていた。
日はさんさんとレオを照らしている。しかし、それとは対照的にレオの脈は妙に高い。日が彼の体力を削るように働いている。彼は家を飛び出して行く宛がない。その不安を落ち着かせようと、あたりに畑が広がる知っている道を何度も周回するように歩き回っているのだ。
「たしか、冒険者って誰でもなれるんだよね。行こうかな?」
確かに制度上冒険者は誰でもなれる。使い捨ての単発労働者はいくらいてもいい。数あれば、薬草採取は効率的になり、ドラゴン退治に送る弾は増える。ギルドの思惑としてはコマがほしいだけだが、レオはそれを知らない。だが、行けば仕事がある、勇者への第一歩になると信じて行く宛にしようとしているのだ。
「そういえば、ギルドはどこだったけ」
レオは住宅街の方面に向かって歩き出した。レオの家は畑の中にあるため、あまりその方面に行かないため、記憶は曖昧だが、信じたら一直線な性格だ。歩みは進んだ。そして、行く宛先が見えたおかげで、全身に溜まっていた疲れが一気に吹き飛んだ。ルンルン気分とまではいかないが、元気は取り戻した。少なくとも太陽に体力を削られることはなくなった。
しばらく歩みを続けると、それは見えてきた。
土壁の建物の中に一際目立つ建物があった。
見上げるようなレンガの壁が周囲の建物に影を落としている。その入口には皮の鎧をまといなぜ扱えるのかわからない大剣を背負った屈強な男や魔法の杖を持ち、全身をローブで包んだいかにもな魔法使いが、溢れるように出入りしていた。彼らは彼らで仕事をしないと生きていけないのだ。
レオは彼らを見てかやっとついたという達成感なのか純粋でキラキラした目でギルドを見つめていた。




