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今出来る事

「お帰り、何があったか話してくれるかしら」

とミュー先生が少し悲しそうな顔をしながら優しい声で話しかけてきた。


俺たちは先生について行き、応接室に行くとこれまでのことを話すと申し訳無さそうな顔をして

「あの相談を聞かれてしまったのね。レイラさんには本当に申し訳ない事をしてしまったわ」

と落ち込んでいた。俺は落ち込んでいる先生に話かけていいか少し悩むが解決策を探すために

「あの、こんな子他には居ないってどういう事ですか?」

「それは魔力って大小があるものの皆んな使えるのよ。だけどレイラさんの場合全く光らなくてね。前例が無いよのレイラさんみたいな子って、だから保健室の先生との相談でこんな子他にはいない、どうしましょうって言ったの、ほんとレイラさんには申し訳ない事をしてしまったわ」

とまた落ち込んでしまう。

「あの先生、すみません。どうしましょうってどういことですか」

とウィルが質問する。するとファルが慌てた様子で

「退学ですか」

と恐る恐る質問する。先生は慌てた様子で身振り手振りで否定すると

「大丈夫よ、退学なんて事は無いわ。どうしましょうって、レイラさんは現段階では魔法を使えるか使えないか分からないから授業はどうしましょうって意味よだから安心してね」

と優しい声で言う。

「レイラの授業ってどうなるんですか」

と俺が質問をすると先生顎に手を当てて

「今はまだ相談段階だからまだ分かんないけどね、さっき聞いた話だと魔力を使えないかもしれないから魔術じゃない授業になるのかなぁ」

「どうして魔術じゃない授業になるんですか」

「魔術の授業は危険から身を守るための授業なの、だからね魔力が使えないレイラさんには別の自衛の手段があった方が良いかなと思ってね」

と説明聞いた俺はレイラが学校に戻っても独りぼっちで授業を受ける事になるではないかと思い

「レイラが受ける授業、俺も受けられませんか」

とダメ元で聞いてみるとウィルとファルが頷き

「受けれませんか」「先生、俺も受けるぜ」

と三人で頼むと先生はゆっくり首を振り

「そうさせて上げたんだけど。でも魔法が1番の自衛方法だから、ごめんね」

とごめんのジェスチャーをしてくる。もう一度頼もうとした瞬間

キーンコーンカーンコーン

と学校の鐘が鳴る。すると先生が手をパンっと叩き

「ごめん、そろそろ、授業が始まるからこの話は一旦やめにしておきましょうか」

と先生が立ち上がると俺たちも立ち上がり、教室へ向かう。向かっている間俺はファルとウィルと相談しながら歩いていた。すると一つだけ、今出来る事を俺は思いついたのだった。


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