ナチュラルに
階段を上がり、左の方へ行く。すると学校の教室の外の上にある看板みたいなやつに11と書かれていた。
「ここのようね、皆んな入りましょうか」
とウィルマが先に行こうとするとファルトがウィルマの前に出て
「俺が1番」
と教室に入って行く。ウィルマは呆れたように笑い後に続く。俺も教室に入ろうとするとレイラが俺の肩を軽く叩き
「マーク、あっちの奴に12と書かれているけど何?」
と隣の教室の看板を指さす。俺はその方向を見て、数字的に1年の別のクラスかな?と思いながら、これってどう説明したら良いんだと少し悩み
「たぶん、俺たちと同じ年の子が通う別の教室だと思うよ」
と少し自信無く言うとレイラは頷き
「そうなんだ。だったら、あっちの教室の子とも友達になりたいな」
「まあ、レイラなら出来るよ。俺がついてるし」
と朝みたいにキメ顔を決めるとレイラは少し笑った後
「うん、マークがついてるから大丈夫だよね」
「そうさ、じゃ教室に入るか」
と俺たちは教室に入って行く。
教室に入るとthe学校という感じの机が20個くらいあった。こんな田舎なのに結構子供がいるんだなぁと眺めていると窓際の1番後ろの席にファルト、その隣の席にはウィルマが座っていた。流石はファルトだ、自然に主人公ポジションにいるなと感心しているとファルトが俺たち手を振り
「おい、2人ともこっち来いよ」
と呼んできたのでファルト達の元へ行く事にした。
ファルト達の前の席に座り、雑談していると教室が埋まってきた。するとファルトが教室を見渡し
「俺、この学校の頂点に立つ」
と突然変な事を言い出す。ヤンキー漫画の主人公っぽい発言だなぁと考えているとレイラが分かって無い様な表情をして
「頂点に立つってどういう意味?」
と聞く。するとファルトがニヤリと笑い
「頂点立つって事はこの学校を支配するって事さ」
と宣言するとウィルマはため息を吐き
「支配って、馬鹿な事言ってんじゃ無いわよ」
「馬鹿な事ってなんだよ。やってみないと分からないだろう。だよなマーク」
と俺に突然話を振ってくる。俺は否定だけしても良くないよなぁと考え
「そうだな、やってみないと分からないな。で、どうやって頂点に立つんだ」
と質問するとファルトは急に立ち上がり
「俺のスキルで頑張って頂点に立つんだよ」
と腕を上に突き出しながら、ニカッと笑う。ウィルマは少し笑い
「スキルで頑張ってって考えてないじゃない、頂点に立つなんてアホな事を考えるのはもう辞めなさいよ」
と呆れた様に言う。その発言にファルトはまた少し悩んだ後、何か思いついた顔をして
「スキルで頑張ってって言うのは俺のスキルには勝てないと皆んなに思わせる事だよ」
と腕を組み頷くと
「よし決めた。先ずは手始めに第一歩としてこのクラスの連中にいずれは頂点に立つ、俺の顔を見せに行く、だからマーク付き合ってくれ」
と俺の肩に手を乗せてきた。




