登校初日
ファル達と遊ぶ日々を過ごしているとあっと言う間に登校初日を迎える。
「マーク、今日から学校だよー。勉強出来るかな、友達出来るかな」
と一緒に登校しようと部屋に来ていたレイラが珍しく不安がっていた。不安になるのは当たり前だよなと思い
「まあ、大丈夫さ。俺がついているからさ」
とレイラを元気つけるためにキメ顔を決めるとレイラが少し笑い
「あはは、何その顔。でも、マークが入れば大丈夫そう」
と少し元気になっていた。俺はキメ顔が笑われた事に少し傷つきながらも平然な顔をして
「途中でファル達と合流しながら学校に向かうか」
「うん、そうだね。ウィル達も不安そうなら、マークのさっきの顔を見せて笑わせよう」
とレイラが笑顔で先に部屋を出る。そこまで変だったのかと更にショックを受けながら俺も部屋を出る。
その後ファル達と合流して色々話したり、俺のキメ顔を披露していると学校の校門に着く。するとファルが突然立ち止まり
「今日からここが俺の戦場か、ワクワクするな」
と学園物の主人公みたいな事を言う。するとウィルは少し呆れた顔をして
「馬鹿みたいな事、言ってないで行くわよ」
と先に校門をくぐるとファルが慌てた様で
「ウィル、待ってくれよ」
とついて行った。俺たちはそれを見て少し笑っていた。
木造の校舎の中に入ると大人の女性が俺たちの方に近づいてきて
「もしかして、新入生?」
と優しく聞いてきた。ウィルは頷き
「はい、そうです」
と返すと女性は名簿らしき物を取り出し
「今からどこの教室に行けば良いか言うから名前を言ってくれるかしら」
と聞かれたので俺たちは1人ずつ名前を言うと女性は名簿らしき物に丸をつけて後階段を指差し
「君たちは全員同じ教室ね、君たちの教室はあそこの階段を登って二階に着いたら、左に行って11と数字書かれた所の教室に入ってくれるかしら」
と説明してくれる。俺たちは頭を下げて、早速教室に向かう事にした。




