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エンドレス

サトラーの夜の独演会で寝不足のまま起きて、レイラに心配されながらも朝食を摂る為に食堂に行く。するとミルクーリとカイが俺たちに気づいたのか俺たちの方にやってくる。2人は腰に手を当てて

「昨日は寂しい思いをさせてしまったな、だが安心しろ今日は私たちと一緒に観光するぞ。なあミルクーリ」

「はい、そうです。先日のお礼も兼ねて、今日は私たちがおもてなしをしますので楽しみにしていてください」

とドヤ顔をしてきた。俺たちは笑いながら頷き提案受け入れる。


朝食を食べ終え、客室で支度を終えてから、集合場所の壊れた門に着くとミルクーリ、カイ、レイラ、サトラーの四名がいた。カイは俺の方を向き

「マーク、お前が最後だぞ。もうちょっと早く来い」

とよっぽど今日の観光が楽しみなのかキレていた。

「ごめん、ごめん」

と軽く謝るとカイは門の方を向き

「さあ行くぞ、皆んな」

と歩き出したのでついて行く事にした。


最初に着いたのはアゲモー亭という飲食店の前であった。最初に食べ物の店かカイらしいと思っているとカイは今にもよだれを垂らしそうな顔をしながら

「ミルクーリ、この街はモーテール揚げって言う奴も有名なんだよな」

「ええ、モーテール焼き肉と並ぶ人気の料理です。この前、カイからモーテールの焼き肉を食べたと言う話を聞いて、焼き肉を食べたのなら揚げも食べてもらわなくてはと思い此処を選びました」

「そうなんだ。それは絶対に食べないとね」

とミルクーリの説明が効いたのかレイラも決意に満ちた表情をする。


店の中に入り、座席に座るとカイとレイラはすぐにメニューを見た後、楽しそうな表情する。俺の分も頼んでるよなと思い、サトラーとミルクーリが何を注文するのかを待つ。するとサトラーは俺の方を見て

「マーク様、このお店にはお酒があるんですよ、どうですか今から一緒に一杯でも」

と本当にやめて欲しい提案をしてきたので俺は笑いながら

「サッ君、今仕事中でしょう」

と軽く突っ込むとサトラーも笑いながら

「マーク様、軽い冗談ですよ、一緒に一杯の楽しみは今日の夜に取っておきませんと」

と冗談であって欲しい発言をしてきた。俺は顔を背けながら

「ははは、そうですね」

と未来を考えたくないので今を全力で楽しもうと決意する。

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