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サッ君

カイの案内で着いた先は公園だった。何でここなんだと思っていると

「じゃ、行ってくる」

とカイは元気に走り出す。どうしたんだと不思議に思っているとカイが地元の子達と思われる集団と合流すると楽しく遊び始める

「マーク、あそこにベンチがあるから座ろう」

とレイラが提案してきたので遊んでいる邪魔してもあれだしなと思い

「じゃ、少し休むか」

と俺たちは公園のベンチに座る事にした。


大きな街の公園は遊具があるのか田舎とは違うなと懐かしんでいると

「よく、空き地でウィル達と遊んでいたね」

とレイラも昔の事を懐かしんでいたのかそんな話題を振ってきたので

「そうだな、暗くなるとウィルに帰る時間って怒られていたな」

「うんそうだね、懐かしいね、でも私たち3人は遊びたくて駄々こねてたよね」

「それでまた怒られて帰ると」

「懐かしいね」

とレイラが言うと少し真面目な顔になり

「所でマーク、あの子誰なの?」

「地元の子供達じゃ無いのかな?」

「違くてカイの振りをしている子」

と意味不明な質問をしてきたので

「何の事?」

と聞き返すとレイラは少し笑い

「水臭いよ、マークの事だから何か事情があると思ってね話を合わせていたんだけど、あの子が離れている今、私にもどうい事か説明して欲しいな」

とまた謎の発言をしてきた。どういこと?と疑問に思っていると

「流石ですね、やはりお二方には見破られておりましたか」

と後ろからドスの利いた声が聞こえてきた。内心驚きながらもレイラと顔を合わせ、頷き警戒しながら後ろを振り返る。するとそこにはしゃがんではいるが見るからにガタイが良さそうな強面な人がいたので引き続き警戒しながら

「誰ですか?」

と質問すると強面の男は微笑みながら

「ああ、申し訳ありません。私、バスクート家に仕える執事でサトラーと申します、気軽にさっ君とでも呼んでください」

とお茶目な言い方をしてきたので案外とっつきやすい人なのかと安心しながらも

今の状況を全く呑み込めて無いので

「どうしてこんな事を?カイは何処にいるんですか?」

と質問をしてみる。すると執事は真剣な顔になり

「実はお嬢様、いえ、ミルクーリ様の父君は大変お嬢様を寵愛しておりまして家から出るのを禁止しております、ですがお嬢様はお友達と遊びたくてスキル『顔面操作』を使い、抜け出しておりました。それに気づいた父君は連れ戻して来いと私たちに命令しましてお嬢様を連れ戻した後、更に不安になりしばしばお嬢様の様子を見ることになりました。それでも遊びたいお嬢様はスキルでお友達の顔になり撹乱作戦を行いました。それに気づいた私はお嬢様に気づかれない様にお嬢様の友達に一時だけお嬢様に内緒でお嬢様になってくれませんかと頼む事にしたんです」

と長い説明を終えるとサトラーは一息つき

「今回はどうやら皆様と一緒に遊びたいという事で観光客のカイ様になったようですね。この度はご迷惑をおかけして申し訳ありません」

と頭を下げてから

「もちろんカイ様はバスクート家で手厚くもてなしてあるのでご安心してください」

と俺とレイラはカイが無事だと分かり一安心していると

「すみません、今すぐ、隠れます。お嬢様がこちらにきそうですので」

と慌てた様子で消える。するとカイの姿をしたミルクーリがこちらにやってきてモジモジしながら

「今日は楽しかったぞ、最後にお前らに言わないといけない事があるんだ。実はな、、、」

とミルクーリの説明をしてきたので俺達は静かに真剣に聞くのであった。


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