ドンッ
少年のスキルを見て、少年誌みたいな能力なのにやっているのは三下雑魚敵ムーブってとなんとも言えない感情になっていると
「すごーい」
とレイラが喜んでいたので目を向けるとキラキラした眼差しで少年のスキルを見ていた。すると
「そこの女、本当か」
と少年が何故か涙交じりの声で尋ねてくる。
「うん、腕が赤くてね炎がボーっとしてねかっこいいよ」
「だよな、だよな、そうだよなぁ、かっこいいよな、すごいよな、そこのお前もそう思うよな」
と喜びの感情を爆発させながら俺に同意を求めてきたのでやっている事はあれだけどスキルはかっこいいので
「そうだね、この年でスキルを使えるのは凄いな」
と頷きながら同意すると少年は飛び跳ねて
「よっしゃー、褒められた褒められた、初めて女にも褒められた、やっぱり俺のスキルは凄いんだぜ〜」
と歌っているように喜んでいたので俺は思わず笑ってしまう。
すると少年は恥ずかしくなったのか喜びを少し抑えて
「そんなに凄いって言うなら、見せてやるぜ俺の炎の手を」
と少年は色んなポーズをしながらスキルを見せてくる。ポージングとスキル関係無いねと思いながらも見ていると少年が突然両腕を空に向かって突き出し
「俺の最終奥義を見せてやるぜ」
と少年が不敵に笑いながら言い放つと左腕も右腕みたいに赤くなっていき、左手から炎が出てくる。
「これが最終奥義、両手炎の手」
とドヤ顔をしてきたので俺はこんなに使いこなせるものなのかと感心していると遠くの方から少女が全力疾走しながらやってくる。
なんだろうと思っていると突然少女は後ろから少年の頭にチョップをすると
「ファル、またスキルを使って怖がらせているんでしょう、いい加減にしなさい」
と少女が母親が子供を叱る様に言うのであった。




