重い
受け身の言葉を同時に発言しまい、俺は選択を間違えたかと気まずくなり姫様から顔をそらす。
卒業式式なんて前世でもやった事ないから俺はリードしなくていいはずだ、たしか姫様の方がこの世界だけで考えれば俺より年上だよな、だったら年上がリードすべきだよな、そうだよなぁ、絶対そうだよなぁと俺は考えてから一度頷き、息を整え姫様の顔を見る。
すると姫様も覚悟が決まったような顔をしていたのでこれはいけるのではと思いながら息を吸い込み
「いつでも来ていいぞ」「王族だからって遠慮はいらん来てくれ」
とまた受け身の言葉を同時に言ってしまい、しばらくの沈黙の後、俺達は苦笑いをしてからまた顔をそらす。
気まずい、気まずい、2回目はさすがに気まずい、どうしよう気まずい、誰かこの状況を何とかしてと焦り、この後どうしようと考え込む。
その後、俺達は一切顔を合わせず、しばらくの時が経つ。
この状況も気まずいな、でもどうしようなんて切り出せば良い、もうキメ顔でやらないかと言うしか無いのかでも、言えない卒業経験の無い俺は荷が重い、でもこのままは気まずい、一か八かなんか言うかと気合いを入れ、息を整えてキメ顔にしてから姫様の方を向き
「ど、どうして、力が欲しいんだい」
と何とか言葉を捻り出すと姫様はこちらを向き
「それはだな、お爺ちゃ、いや国王がな昔からな力こそ力だと言っておってな」
と言ってきたのでなんか聞いた事のある言い回しだなと思いながら頷くと
「それでな国王は私に力の良さを教えるぞと言ってラノベという物を書き」
と聞き覚えがある単語が出て来たので思わず俺は
「極東の国の出身とか、日本の出身とか、王様、言ってなかった?」
と姫様の言葉を中断させて聞いてしまう、すると姫様は少し驚いた表情をしながら
「どうして、お爺ちゃんの出身地を知っているんだ、知られていないはずだぞ」
と言ってきたのでやはりそうかと確信し
「俺もね、日本出身なんだよ、日本人に馴染みのある言葉を言っていたから、だから日本人じゃないのかなって」
「お主もそうなのか、でもお爺ちゃんは日本はこの世界には無いって言っておったぞ」
と言ってきたのでどう説明しようか迷っていると
バンッ
と音がなり、ドア吹き飛び部屋の中に入ってきたので何事?と姫様と顔を合わせていると
「マーク、助けにきたよ」「マーク、もう大丈夫だ私が来た」
と2人の声が聞こえてきたのである。




