お荷物
素直に姫様に運ばれていると豪華そうな宿が見えてきた。
宿の周りを見てみると姫様の護衛らしき人が立っていたので俺は無事に卒業式にたどり着けるのかと考えていると
「すまない、すこしだけ揺れるぞ」
と言うと宿の裏側に周りこみ、空いている窓を見つけるとそこに飛び込み、宿の中に入っていく。
窓から中に入るとそこは廊下であり、俺は移動させられながら豪華な宿だと廊下まで豪華だなと感動していると俺は姫様の肩から下ろされ
「ここが私の部屋だ、最初に言っておくがちょっとだけちらかっているからな、普段はこんな事はないのだが、仕事が忙しくてな、掃除ができてないのだ」
と恥ずかしそうに言ってきたので、姫様になるとそうなのかと思いながら
「大丈夫だよ、じゃ早速中に入ろうか」
と俺は顔では興奮を隠しながらも言葉では興奮を隠しきれずに言うと
「ありがとうな」
「別にちらかっているのは良いって俺も掃除苦手だし」
「それもあるのだが、そうでは無くて、私の我儘に付き合ってくれてな、カイ殿の父親殿であればいつでも私など軽く捻って逃げられたというのに」
と盛大に勘違いした発言をしてきたので勘違いしたままの方が良いなと俺は考えキメ顔をしながら
「自国の姫様が力を貸して欲しいって言うんだ、我儘に付き合うなんて国を想う国民として当たり前さ、それにな、俺は出来る限りの人を助けようと決めているのさ、人間として当たり前さ」
と格好良さそうな言葉を並べようとして最後らへんは自分でも意味が分からなくなっていたがなんとかキメ顔のまま言うと姫様は頭を下げて
「すまない、いや、ありがとう」
「そんな、お礼なんていいさ、早速、部屋に入ろうではないか」
と俺は興奮を隠しキメ顔のまま言うと姫様ドアを開け
「そうか、ありがとう、では入ってくれ」
と部屋に入って行ったので俺は姫様に続き入っていく。
部屋の中に入ると、足の踏み場も無いくらい物が散乱していたので少し引いていると
「散らかっているだろう、申し訳ない」
と恥ずかしそうに言ってきたので俺はとりあえずキメ顔
「これくらい想定ないさ」
と思わず失礼な発言をするが姫様は気にしてないのかベットまで歩く、俺もベットまで行こうと踏めそうな物を選別し足の踏み場にして行く。
俺がベットにたどり着くと姫様はベットに座っていたので俺も座ろうとしたがさすがにすぐ隣はまだ早いとびびってしまい少し姫様と距離を空けて座り、息を整える。
しばらくの時が経ち、そろそろかな頃合いだろうかと勇気を振り絞り姫様の方を向くと姫様をこちらを見ており、よしと覚悟をきめると
「さあ来てくれ」 「いつでも来ていいぞ」
とお互い両手を広げ、同時に発言するのであった。




