おっかね〜
「あはは、カイ勝っちゃったね」
とあの最後のせいか、レイラは苦笑いで言ってきたので俺も苦笑いをしながら
「そうだな、でもあんな最後は予想出来なかったな」
「そうだね、でも勝ちは勝ちだからね」
と会話していると司会がマイクを持ち
「これから、表彰式を行いたいと思います、表彰式に出られる方はご準備をよろしくお願いします」
と言っていた、するとレイラは緊張した顔で
「表彰式かー緊張するー」
「そうか、初めてだもんな、表彰式」
「うん、まさかここまで勝ち残るとは思ってなかったからね」
と緊張のせいか挙動不審気味になっていたので俺は笑うとレイラは
「笑わないでよ、少し緊張してるから」
と少し怒った表情で言ってきたので俺は安心させようと
「ごめん、ごめん、でも、緊張してても良いんじゃないか、表彰式なんてほとんどの人は経験した事が無いと思うから、出る人はみんな緊張してるって」
と言ってみるとレイラは少し落ち着き
「そうだね、みんな緊張してるから私も緊張してて良いんだね、ありがとう、マーク、じゃ行ってくるね」
「じゃ、思う存分緊張してこいよ」
「うん、分かった、思いっきり緊張してくるよ」
と落ち着きながら表彰式に向かって行ったので俺は安心して表彰式が始まるのを待っていた。
表彰式が始まるとレイラとカイは緊張しているせいかキョロキョロしていたので俺も何故か緊張し始める。
その後、表彰式を眺めているとカイとレイラは緊張しているのかロボットの様なぎこちない動きでメダルや賞金をもらっていたが何事も無く、受け取っていた。
表彰式が終わったので2人を迎えに行くと何故か2人は周りをキョロキョロしながら待っていたのでどうしたんだと思い、2人に手を振りながら
「2人ともお疲れ様」
と声をかけると2人は思いっきり安心した顔をした後賞金が入っている袋を俺に差し出しながら
「マーク、これ」「マーク、あげるぞ」
と言ってきたのでので俺は困惑しながら
「急にどうしたんだ」
と説明を求めてみるとレイラが周りをキョロキョロしながら
「こんな大金なんて持った事ないからさ、怖くて怖くて、早く預けたいなと思って」
「そうだ、あばずれの言う通りだ」
と2人が言ってきた。それを聞いた俺は急に目の前に突き出されている袋が怖くなり
「俺もそんな大金持った事無いから、怖いよ」
と拒否するとレイラは悩んだ表情をして
「どうしよう」
と言ってきたので俺たちはその場で悩む。しばらく悩むと俺は名案かもと思われる策を思いついたので
「もう、3人で平等の金額を持たない、そうすれば無くした時のリスクが減るし」
と2人に提案すると2人は頷き
「分かった、その方が良いかもね」「そうだな、マークが言うなら」
と納得してくれたので早速俺たちは袋が売ってそうな店を見つけ、袋と裁縫道具を買い、宿に戻り、無くさないように袋にそれぞれの名前を刺繍すると
「「「終わったー」」」
とひとまず安心して俺は2人に
「そろそろ、パックさんの言っていた店に行くか」
と聞くと2人は緊張から若干解放されたせいか放心状態で頷いたので俺たちはオマリーさんの店に向かうのであった。




