決戦前
食事を済ませ、簡単な収集依頼をこなして、宿に帰る途中、俺はカイが戦えるか心配になり
「明日、戦えるか、カイ」
と聞いてみるとカイは親指を立てて
「仲間じゃないやつを殴るのは大丈夫だ、翌日会わないからな」
と言ってきたので俺は安心し
「じゃ、明日は頑張って姫様を倒して来いよ」
「カイ、明日は頑張ってね」
「もちろんだ、姫様なんだか知らないが一発で倒してやる」
とカイが自信満々に言ってきたので安心して宿に帰った。
翌日になりいつも通り、会場に向かうとパックが会場の入り口に立っており
「ようやく、来たか」
と言ってきたので何の用だろうと思っていると
「この大会が終わったらさ、オマリーのところでさ詫び代わりにさ飲みに行こうって思ってな、お前たちを誘いに来たんだよ、もちろん俺の奢りだ」
と飲みの誘いがきたので良いなと思いつつ2人の顔をみると悩んでる顔をしていたので俺は2人に
「大丈夫だって、お前らが一緒だから、変な所いかないから、それに料理も美味いしな」
とただ酒が飲みたいので必死で2人を説得すると2人は料理に釣られたのか頷いてくれたので
「パックさん、ご馳走になりにいきます」
「じゃ、今夜、楽しみにしているぜ」
と言いながらパックは立ち去って行ったので見送ると
「本当に変な所行かないよね」
「マーク、約束だぞ」
と2人が笑顔で圧をかけてきたので俺は頷き
「そろそろ、大会始まるぞ行かないとな」
と無理矢理話題を変えるのであった。
その後カイと別れ、観客席に座り、試合が始まるのを待っていると
「皆さま、大変お待たせしました、これより、カイ選手とロウナ姫の試合を執り行いたいと思います、果たしてどんな試合になるのでしょうか、私もワクワクが止まりません、では早速、選手入場です、まず右手の方から現れるのは対戦相手を一撃で倒してきたリトルレディ、カイ選手です」
とコールされると俺たちは
「いけー、カイ」「頑張ってね、カイ」
と応援したが周りも盛大に応援していたので
「カイに聞こえたかな」
とレイラが聞いてきたので
「聞こえているさ」
と笑顔で答える。
「良い声援です、盛り上がってきました。次に紹介するのは優勝した選手を圧倒して、サンドバッグにする我らが姫ロウナ姫様です」
と司会にコールされると会場が盛り上がる。
その後試合の準備時間に入ると
「いよいよ、カイの試合だね、私まで緊張するよ」
「そうだな、俺も緊張してるよ」
と言うとお互い、少し笑う。
「準備が終わりましたね。では、対戦相手に一言をどうぞ」
と司会が言うとカイは勝ち誇った笑みを浮かべ
「姫だかなんだか知らないがすぐに倒してやるぞ、覚悟しろ」
と言い終わるとロウナ姫はニヤリと笑い
「その意気やよし、では早速相手をしてもらおうか、其方が対戦相手を一撃で倒していると聞いた時からな其方と戦いたくて仕事中もずっとうずうずしていたのだ、だから私を楽しませてくれ、失望させないでくれよ」
と言い終わると司会が両者を見て
「両者、位置についてください、、、、、準備はよろしいでしょうか、、良さそうなので、試合を始めようと思います」
と言うとカイは素手で構え、ロウナ姫は剣を構える
「それでは、試合開始です」
と言い終わると銅鑼が鳴り試合が始まる。




