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つえー杖

その後、レイラは貴人いや、鬼神の動きを見せて勝ったので俺たちはレイラを迎えに行く。


迎えに行くとレイラはこちらに気づきピースを見せて

「勝ったよ」

と喜んでいたが俺はレイラが怖くて直視せずすぐに後ろを向きながら

「さあ、杖を買いに行くか」

と提案して集合場所に向かうとする。


会場の入り口に着き、パックを待っていると

「おう、待たせて、悪いな」

とパックがきたので合流して、早速杖を買いに行くことにするのであった。


武器屋に向かっているとパックが

「そういや、お前らってどういう関係なんだ」

と言われたのでカイはどう説明するか悩み、正直に言うことに決める

「レイラは幼なじみでカイは俺のスキルですね」

と言うとパックは不思議そうな顔をして

「どういうことだ?」

と言ってきたので説明すると

「へえ、スキルが人にね、そんなスキルもあるもんだな」

と納得してくれたので俺たちは雑談をしながら武器屋に向かう。


武器屋に着くとレイラとカイは大剣の方に行き、俺とパックは杖の方へ向かい装備品を見ていると

「そういや、マーク、なんでお前は木の杖を使っているんだ、魔術師なら普通鉄の杖を使わないのか?」

「使いたいんですけどね、でも鉄の杖だと魔石が必要で高い金が掛かりますから、駆け出し冒険者には手が届かないんですよ」

「世知辛いな」

「そうですね、世知辛いですね、まあ、後一つだけ理由があるですが」

「ほう、なんだ」

「友達が作ってくれた杖が馴染んでて他のに行きにくいんですよね」

と言うとパックは申し訳無さそうな顔をして

「友人が作ってくれたのを壊しちまったのか、それは申し訳無い」

と謝ってきたので俺は慌てて

「良いですよ、武器なんていつか壊れるものですし」

「でもな、思い出の武器を壊しちまったのはな」

「そうだ、杖の材料買ってくれませんか、それで友達に新しい杖を作ってもらいますので、それでどうでしょうか」

と提案するとパックは頷き

「分かった、それで許されるとは思わないが、良質な材料を集めてやる、それで、友人に作ってもらうまでの武器はどうするよ」

「そこまでしてもらう訳には」

と断ろうとするとパックは笑い

「遠慮するなよ、ここは大人の格好良い所を見てやってくれよ」

と言ってきたので俺も笑い

「分かりました、お願いします」

と言って杖探しを始め、良さそうな杖を見つけパックに買ってもらう事にした。


杖を買ってもらい、大剣を見てたレイラ達の元に行くと

「やるな、あばずれ、私をここまで追い詰めるなんて」

「ふふん、大した事はないね、この剣の錆にしてくれる」

と店の剣を使ってごっこ遊びをしていたので少し呆れながら

「2人とも行くぞ」

と呼ぶとごっこ遊びをやめてこちらにきたので俺たちは店から出ていく事にした。


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