ケンキ
目が覚めると目の前に宿の床があり、どうして?と思い、二日酔いでズキズキする頭で思い出そうとする。
説教食らった後、レイラ達を明日大会だからと寝かせて、面倒くさくてそのまま、寝てたなと思い出し。
そのまま寝てたって事は今何時だ、もしかして大会始まってる?レイラ達寝つきいいからそのまま寝てて不戦敗なのではとズキズキする頭で考え、宿の受け付けに
「すみません、大会ってもう始まっていますか?」
「まだ始まってませんよ、それよりもお客様、昨日は災難でしたね」
と言うと受け付けは少し笑う、俺は昨日の説教を見られたのかと恥ずかしくなったがそれよりも早くレイラ達を起こさないとなと考え
「そうですね、ありがとうございました」
と言うとレイラ達の部屋に入り、いつものように起こすと寝不足なのか目を擦りながら起きたので少し罪悪感を感じながらも部屋を出て行き、準備を待つ。
準備が終わったのかレイラ達がでてきたので早速行こうとすると
「二度と行かないよね」「二度と行くな」
と言ってきたので俺は出来ない約束と分かりつつ
「当たり前だろう」
と力強く宣言をすると
「次は無いからね」「分かったかマーク」
と釘を刺してきたので
「はい、分かりました」
と下を向きながら言うと
「じゃ、許す」「私は心が広いからな」
とどうにか許してもらい、会場へ向かうのであった。
会場に着き、カイと別れ観客席に座っていると
「マーク、今日、空いてるか?この前の杖の詫びがしたいんだが」
とパックに声をかけられたので俺は確か今日、準々決勝だから試合数少ないよなと考え
「良いですね、行きます」
と返事すると隣から圧を感じる、俺は怖くなりながらも横を見ると
「変な所行かないよね」
とレイラが少し笑顔で言ってきたので俺はまだ根に持ってると思い慌てて
「パックさん、普通に杖の事ですよね」
「そうだぜ、なんならお嬢さん達も来るか」
「はい、行きます、マークが変な所に行かないように」
と俺を見ながら言ってきたので俺は少し怖くなりながら頷く
「じゃ、決まりだ、お嬢さんの試合が終わったら、会場入り口に集合で良いか」
「「分かりました」」
と俺たちは返事をしてパックと別れるのであった。
その後、カイの試合が行われ、いつものように一撃で試合が終了し、レイラが試合準備のために控え場所に行くと入れ替わるようにカイが戻って来たのでカイにさっきの事を伝えると
「変な所行かないよな」
とレイラと同じ事を言ってきたので俺は頷く。
しばらくの時が経ち、レイラの試合が始まり、司会に拳姫と紹介されたが何故か俺には拳鬼に見えるのであった。




