湧水
「ここにコップがあるだろう、こうコップの上に握り拳を作る、そして力をいると」
と言うとパックが拳に力を込めるすると握り拳の下から水が出てくる
「これが俺のスキル湧水だぜ」
と一発芸を披露してきたので俺は一応拍手する、皆んなも同じ気持ちなのか一応拍手をする、すると
「よし、じゃダンテかマーク飲んでみろ美味しいぞ」
と言って俺たちにコップを差し出してきたので俺は先手必勝と思い
「ダンテ酔っているよね、水を」「マーク、顔色悪いぞ、水を飲もうぜ」
と同じ気持ちだったのか互いに勧め合うと
「俺の水が飲めないってか」
とパワハラ上司みたいな事を言ってきたので
「ダンテが飲もうよ、美味しそうだよ」「マーク、美味しそうだぞ、飲んでみな」
と再び勧め合う、すると、突然パックが大笑いして
「冗談だ」
と言うとパックは酒を飲み
「昔の話をして良いか、歳のせいか良い酒を呑むと語り出したくなってよ」
と言ってきたので何で呑むと語り出したくなるんだろうかと疑問に思いながらまあそれくらいなら良いかと思い、頷く
「よし、じゃ、いくぜ」
とパックは酒を一口飲み
「俺は貴族生まれでね、貴族っていうのは女神様信仰が強いのかスキル至上主義でね強いスキルは信仰心があるともてはやされて、弱いスキルは信仰心が無いと馬鹿にされる所でな子供だった俺はそんな事を知らずにクラスの皆んなに今のようにスキルを見せたんだよ、そしたらな水魔法で良くないと馬鹿にされてな、今思えばその通りなんだが、だが子供だった俺はショックを受けてな、それから自分のスキルに自信が持てなくなり、信仰心が弱いのではと色々考えてしまって、思い引きこもりなってしまった」
と言うとパックは酒を飲み
「そんな引きこもり生活をしていたら、使用人がミリッサ、俺の妹が強いスキルを授かったと噂していてな、この家にも居場所が無くなったかなと思い、もういっそここじゃ無い何処かに行こうかなと考え、思わず家を飛び出した」
と言うと深呼吸して
「家を飛び出した俺は行く宛もなく彷徨っていると、突然魔物に襲われてな、もうダメだ、まあ良いかと諦めていると突然魔物が倒れて何事だと思っていたら、二人組が現れて俺を保護してくれてな、そこから冒険者としての俺の物語が始まったんだよ」
と言うとパックは酒を飲み
「どうだ、面白いだろう」
と聞いてきたので一応頷くとパックはニヤリと笑い
「じゃ、面白いなら続き話すか」
と言ってきたので俺はここまできて女の子と喋らずに終わるのは勿体無いと思いどうしようと考えていると
「マークはどこ!!」
と今1番聞きたく無い聞きなれた声が聞こえてきたのだった。




